Youtube投稿用に動画撮影機材買ってみた話
- 2020.03.15
- 雑記
こんにちは!よしのぶです!
突然ですけど暇なのでYoutubeはじめることにしました!
このブログでもちょこちょこPC周りの便利グッズとか紹介してたんですけど
今までは主に外人のYoutubeレビュー動画を見てそれを個人輸入してブログとかツイッターにあげるスタンスでやってたんですが、
日本人のレビュー動画があがってないようなデバイス類もちょこちょこ集まってきたのでそのあたりの紹介動画から始めてみようかなと
こういうのとかね
そんなわけで1から動画撮影用の機材買い集めてみたので
これから私もYoutubeやりたいかもって人のために実際に僕が買った機材と設置風景、費用的な話をやっていきたいとおもいます!
是非参考にしてください
撮影用機材
と言ってもPCは最初から持っていたので新しく購入したのは主に以下3種類の機材
カメラとマイクと照明だけです
普通ですね
まぁ普通の物撮り動画を撮りたいだけなので特別なものは不要です
順番に紹介していきましょう
カメラ
「iPhone1台から撮影可能」とか言う動画投稿者もいますけど画質的にも音質的にも相当厳しいです
iPhone11proのカメラ性能が如何に凄いと言っても「(スマホ内蔵カメラとしては)凄い高性能」というだけなので流石にPC画面で拡大して編集するとかなり悲惨なことになります
というわけで初心者向けの動画用一眼ミラーレスを買ってみました
カメラ(ボディ)
数日リサーチした結果一般的な動画向けカメラの価格帯は15~25万
俗に言う”エンタメ系”とか、そこまで画質に拘ってない層でも最低ラインで15万程度のカメラを使ってるようでした
ボリュームゾーンはこのあたり
僕がこの中からz50を選んだ理由は発売日から3ヶ月しか経ってなくてNikon公式のキャッシュバックキャンペーン対象のため仮に使用済みで中古をフリマ販売したとしても新品購入代がそっくりそのまま返ってくる状況だったから
仮に数カ月後に上位互換のカメラに買い換えるってなったときに現金でそのまま戻ってきたら嬉しいなくらいの気持ちで買いました
ちなみに普通に新品で買って新品で売ったらポイントと公式キャッシュバックで2万円くらい利益でちゃう
そんなわけでカメラを買って意気揚々と撮影をはじめた僕
ただカメラのボディだけ持ってても写真も動画も撮れません
ボディに取り付けるための「レンズ」と「スタンド(三脚)」が必要です
レンズ
どんなレンズが必要なのか
それは自分が撮りたい物によります
例えばカメラに向かって話すタイプの自撮り動画を撮るのがメインの”ビジネス系Youtuber”とかは自分に焦点を合わせて背景をボカした絵が主流なので単焦点レンズと言われる大口径の明るいレンズが必要になります
単焦点レンズはこういう一点にピント合わせたときにそのすぐ後ろからボケていくような写真や動画がとれるレンズですね
どのメーカーのカメラボディに対応したレンズなのかによって値段は大きく変わりますけど僕が買ったNikon Z50に対応したモデルだとこんな感じ
Nikon 広角単焦点レンズ NIKKOR Z 24mm f/1.8
12万3000円!
よほどの高級レンズなのかとおもって価格コムで他の製品ラインナップを調べたところミラーレスのレンズで10万円台は普通に安いラインでした・・・
ハイエンドモデルだと桁がもう一つ増えます
レンズ沼、深すぎる。
スタンド(三脚)
さて、カメラボディとレンズが揃ったら今度はそれを設置するためのスタンドが必要です。
僕の場合は普通の三脚として使用する他にも、料理動画とか物撮りで真上からの視点での俯瞰撮影を行う予定だったので「俯瞰三脚」を買うことにしました
俯瞰三脚はこういう真上からの垂直アングルで撮影することができるスタンドですね
マンフロット 055プロアルミニウム三脚3段+Q2付きボール雲台セット
それと部屋取りするときに三脚を置くスペースとられるのが嫌だったので机にクランプで取り付けるタイプの俯瞰アームを設置
サイドテーブルに「ベルボン クランプキット2」を噛ませて「SLIK スライディングアーム2」を取り付け「ベルボン 自由雲台」の先にZ50をとりつけたらこんな感じ
結構コンパクトに収まる上に値段的にもかなり安いのでオススメ度高いです
ベルボンとスリックのこの組み合わせで撮影してる人は結構多いようですね
マイク
さて、マイクもカメラと同じ用にマイク単体で使用することはできません
必要なのは「マイク」「オーディオインターフェース」「マイクアーム」の3つ
マイク
初心者用の入門機として人気のaudio-technica AT2020
本当は一個上のグレードの「audio-technica AT4040」か「AKG C214」を狙ってたんだけど人気の機種で安い店舗の在庫が中々復活しなかったので諦めてエントリーモデルのAT2020のほうを購入
ただ冷静に考えたら人からよく「声オタクっぽいね」って言われるくらいに声質と喋り方がよろしくない人間なのでボーカル収録用のAT4040とかC214を買い揃えるメリットはあんまりなかったですね
むしろ原音に忠実に、臨場感たっぷりのクリアーなオタク声を視聴者にお届けすることでチャンネル解除されてしまうリスクを考えたらAT2020で正解でした
もしYoutubeはじめたいと思ってこの記事を読んでいるあなたが自分の声質に自信があるようならAT4040かC214を、そうでなければAT2020をオススメします
オーディオインターフェース
マイクとPCを接続するためのデバイス
マイクケーブルの端子ってUSBとかと違ってPCに直接挿せないんですよね
そこでマイク→マイクケーブル→オーディオインターフェース→USBケーブル→PCと繋ぐことでマイクで拾った音をPCに認識させることができるようになります
あとは例えばPCでDiscordつないでボイスチャットしながらPS4で一緒にゲームするっていう場面でPCとPS4をこの機械に接続することで1つのヘッドホンからPC内のボイチャ音声とPS4のゲーム音を両方流すことができたり
中でもYAMAHAの「AG-03」は使用率最大の人気機種
めちゃくちゃ安い上に最低限の必要機能が全部揃ってるので”歌ってみた”とかゲーム実況者とか、Youtuberに限らず大人気のエントリーモデルです
オーディオインターフェースの高い安いで何が変わるのか疑問に思う方は多いかもしれません
結論から言うとマイクで録った音が変わります
あなたの録音した声に厚みが出たり、アコギの演奏にリッチな高音の響きが付与されたら嬉しいでしょうし
逆にせっかく生演奏を録音したデータがいかにも”デジタルっぽい”感じの音で再生されたら悲しいですよね
低スペックのオーディオインターフェースだと対応サンプリングレートの上限値が低いので所謂”ハイレゾ”音質での録音ができないばかりでなく、ノイズが乗った状態で出力されてしまう事故にも繋がります。
ノイズにもたくさんの種類がありますがたとえば誰も何も喋ってないのに後ろでずっと「サーー」という音が小さくなっているホワイトノイズなんかは完全にマイクかオーディオインターフェースのスペック不足によるものです。
マイクアーム
マイクアームは必須です
アームがなかったら自分の手で持って喋らないといけないので
そんなマイクアームの中でも人気なのはこちらの「Rode PSA1」
アームに性能差なんて出ないはずと安物の中華製を買ってしまうとアームの力が弱くて勝手にマイク位置が下がってきたり、可動部の接続が不安定でグラついて異音がしたりと
まぁまぁな確率で事故を起こします
アーム類は万が一事故った場合に色んな機材を巻き込んで破損トラブルに発達する可能性があるため、ある程度信頼性の高いメーカーの商品を使うことをオススメします
照明
これで最後!
「照明なんてライトスタンド1本かって終わりだし適当でいいっしょ」
そう考えていた時期が私にもありました
結論から言うと照明の重要度はカメラ本体と並びます
「天に誓って快晴の下で昼間にしか撮影しません」みたいなタイプの人ならたしかに照明なしでも撮影できるんですけど
普通に夜に室内で動画撮影するとかなり事故った感じになります
照明はめちゃくちゃ大事。いやほんと
照明
8畳の部屋に60W相当の昼白色LEDを4灯つけた状態でカメラの露出設定をプラマイ0のまま撮影したのが上の写真
そしてそれにプラスして動画撮影用のLEDを1灯追加したのが下
結構違いますね!
というか室内用のLEDをどれだけ強力なものに変えてもやっぱり撮影時は商品の影が目立ちます
あとガンガンに光あてると肌荒れとか白飛びするのもプラスですね
視聴者に冷静に爪の状態とか確認されて「こいつ爪の表面ガサガサだしビタミン不足なんじゃね?」みたいな思われるかもしれないって考えたらなんとなく嫌な感じしますし
今回僕が買ったのは安物中華LED
NEEWER 外径14in 調光可能な二色SMD LEDリングライト照明キット
ぶっちゃけ製品クオリティも低いし出力も弱いです
ただ撮影用のLEDとかストロボとか、普通にECサイトが自社商品のページを作成するときの照明キット単体で最低50万円~っていう世界なので、
1万円で買った中華LEDが微妙なのは当たり前っちゃ当たり前
ディフューザー
NEEWER 5-in-1 折りたたみ式スタジオレフ板 楕円レフ板
ビデオ照明を直で照射すると光が堅いのでディフーザーを通すことで少し柔らかさを与える必要があります
特に自撮り系動画なんかだと光が堅い柔い以前に、自分に向けてライト照射するわけなんでシンプルに眩しすぎるんですよね
カメラ越しに台本読みたいのに光が強くて台本の文字見えないみたいな事態になりかねません
ただディフューザーを固定するにもスタンドが必要になったりでなんやかんやかなり場所とるので一々撮影が終わる度に折りたたんで保管する面倒くささが半端じゃないです
まとめ
こんな感じで動画撮影を始めるための必要機材をとりあげてきました
が、今回紹介したものはあくまで「動画を撮影するために必要なもの」だけ
カメラやレンズは湿度に弱く、すぐカビが発生してそのたびに3万円~の修理代がかかってしまうため保管用に防湿庫を買う必要性もありますし、
動画撮影しただけじゃyoutubeにそのまま投稿することもできないので、
「動画編集用」の機材やソフトも購入する必要があります。
というかどちらかと言えば「動画撮影」に必要なものより「動画編集」に必要なもののほうが量・質ともに高い水準で要求される場合が多いです
今回ボクが人生初めてyoutube動画を投稿するにあたって何度か壁にあたったので、また次回別の記事で動画編集に必要な機材シリーズを解説したいと思います
最後に、なんちゃってデバイス紹介youtuberデビューしたのでチャンネル登録よろしくおねがいします!
-
前の記事
全ゲーマー必須の「眼精疲労」対策とアイマッサージャーのメリット 2020.02.29
-
次の記事
僕がブラック企業の新卒研修をエンジョイした話 2020.04.15