【転売ヤー】せどり1年やってみた結果www【優勝】

こんにちは!よしのぶです

僕が本職ゲーマーの副業として楽天ポイントせどりを始めたのが2019年8月

はやいものでもうすぐせどり歴1年を迎えることとなりました

 

そこでこの1年を振り返りながら、今だから思う「あの時ああすればよかった」「あれは触らない方がよかった」を交えて2019年と2020年上半期までのせどりについて語っていきたいと思います。

 

2019年8月 ニートゲーマー生活の終わりとせどりの始まり

「そもそもせどりを何で始めたのか」と質問されると困ってしまうのですが

答えは単純に「暇だったから」です。

 

別に僕はツイッターの情報発信者の方たちのように「ブラック企業に勤務→鬱を患い退職→借金生活からせどりで大逆転」みたいな面白おかしい人生は歩んでいませんし、ブラック営業に新卒入社した経験はあるものの完全に冷やかし入社で8カ月でバックレ退職してます。いまのところ鬱を患う予定もありません。

 

その後東京からど田舎に移住してゲーム生活をエンジョイすること5年、流石に暇だし金かけずに楽しめる趣味ないかなと思って触ってみたのが「楽天ポイントせどり」です。

 

僕のツイッター(2012年からやってる)を遡れば本当に2019年までただひたすらゲームのことを毎日喋ってるだけのオタクなことがわかるかと思います。

 

そんななんとなくで始めた2019年8月のせどりを取り巻く世の中の環境はというと不思議なまでの”追い風”状態、

世はまさに大キャッシュレス時代、paypayとlinepayが覇権を競いd払いとクレカ会社が漁夫を狙う未曽有の現金ばら撒きボーナスゲームの真っただ中。

 

最近になってポイ活を始められた方からすると意味不明の一言に尽きると思いますが、

LINEショッピングで10万円利用につき2万LINEポイント還元できるセールがあって、Amazonの年末セールにd払い20%還元が重なって、しかも還元されたLINEポイントはそのままANAマイルに変換してヤフオクで2.7倍の現金で販売できるという異常事態。

 

そしてイオンカードでは1枚50万円までの利用に対し10万円ずつ現金キャッシュバックが行われ、それを追うみずほの各種デビットカードも同様の20%現金還元

当時海外輸入と卸取引でこれらのカードをフル活用しましたが、結果として1円の漏れもなく全カードで全額キャッシュバックの受け取りを確認できています。

 

更にこのキャッシュレスブームは少しの陰りを見せることもなく加速します。

タイムバンクでは高級ブランドの美容液や香水が100%還元で”無料配布”され、キャッシュレス促進なる名目で増税対策の官製5%キャッシュバックが始まると、

当時いまよりも転売人口の少なかった楽天市場ではマラソンごとに手動で定価のswitchを買って買い取り業者に流すも、あまりにも簡単に儲かるものだからとswitchを買いすぎてしまい楽天垢バンを喰らうプレイヤーが続出・・・

 

2020年1月 キャッシュレス戦争の終わりと・・・

そんな永遠に続くかと思われたLINEPayとPayPayの20%CBキャンペーンが止まり、タイムバンクの還元方式が改悪化、みんな大好き楽天ROOMが大幅ナーフされたことでキャッシュレス戦争は終焉を迎えます。

 

「2019年は一時的なボーナスゲームだったんだ。もう皆夢から醒めてさっさと本業に戻るべき時間なのかもしれない」

そんな雰囲気と共に始まった2020年、キャッシュレス還元5%が終わったら真面目にどうするか考えないとなーと漠然と感じていた僕らに降り注いだのはコロナパンデミックに見舞われた武漢のニュース。

 

楽天リアルタイムランキングを開くと1位ユニ・チャーム「超快適マスク50枚入り」

Amazonランキング1位ユニ・チャーム「超快適マスク50枚入り」

 

僕の生まれて初めての店舗せどりはユニ・チャーム「超快適マスク50枚入り」でした

もちろん利益的にもうれしかったのは間違いありませんが、何よりもうれしかったのは当時まだセラー歴4ヶ月でレビューも全然育ってない僕に対する圧倒的なレビュー率

 

最初期でマスクや除菌グッズを取り扱っていた人はご存じかと思いますが、当時中国からマスク複数買いの購入者の人ってかなりの確率で★5レビュー書いてくれたんですよね

 

このおかげでいっきにカート取得率があがり、また売上も爆増して各ブランドやサブカテゴリのロック解除にも繋がりました。

ツイッターやヤフーニュースのコメント欄では日々ボロクソに叩かれてたマスク転売ですが顧客からのレビューは全て★5、Amazonからの評価にも一切の悪影響なしという完全にやったもん勝ちの状況

 

除菌製品の規制が本格化するころにはもう追加で新築戸建てを現金一括で購入し、入居者が決まって家賃収入が発生している段階でした

 

ボーナスゲームもそこそこ楽しめたし、GWはまた新しいゲームでも買って暇つぶししようと思っていた僕に舞い込んできたのは更なる朗報

 

【持続化給付金】です。

そして県からの補助金が2種類あって市の助成金に国の持続化補助金と固定資産税免除・・・

 

SNSではコロナによる混乱からストレスを抱えた人達が日夜不安と戦い、自分のすぐ周りでも都心に働きに出ていた中学時代のクラスメイト達が何人も職を失って田舎に戻ったもののコンビニの深夜バイトくらいしか働き先が見つけられないと嘆いてるのを横目に「今年も儲かりすぎたから不動産買わないとなー」とわざわざその友人たちが深夜シフトに入った時間帯にコンビニで不動産取得税を納税する僕

 

世の中はなんて無常で、現実は何故これほどまでに非情なんでしょう

 

僕は今毎日ゲームして時には知人とzoom飲みしながら、時にはyoutubeで気になった料理を自分で作りながら、退屈に殺さそうになった時は文章を書いたり写真を撮ったり動画編集して遊んで暮らしています。

7月はsteamのサマーセールで安くなっていた「地球防衛軍5」を買いました。現時点でのプレイ時間は400時間超えです。

youtubeにあげたように「Beat Saber」も買いました。VR用のHMDは17万円くらい、トラッカーを入れると20万円を軽く超えます。万が一HMDの音質が悪かったときのために18万円のイヤホンも買いましたけど結局観賞用としてフィギュアに持たせて飾ってます。

 

そんな話をしながら「あ、そろそろアニメ始まるから帰るわ!僕もコンビニバイト一回やってみたいんだけどアニメ見ないといけないから無理なんだよね!〇〇君うらやましい!おやすみ~」と別れ際にコンビニの入り口から振り返ると、そこには愛想笑いを浮かべることすら失敗した苦みと痛みに耐える彼の顔があって、それからは深夜にコンビニにいってプリンを1個だけ買うのが毎日の楽しみになりました。

 

 

ポイントせどりは現金が増えない

ここ数日のツイッターでさかんに議論される「ポイントせどりは実は儲からない」「現金は増えないのでキャッシュフローが崩れて再現性に乏しい」というような論題があります。

 

この1年自分で取り組んできたポイントせどりに対して正確な評価をすると、

『ポイントせどりで現金は増えない』はここまでの1年に限って言えば全く正反対で、そしてここから先の1年を予測するなら”わからない”です。

 

確かに20%還元がなくなり5%還元も消え競争者の人口は増えて、あのころ風速100m/sで吹き荒れていた追い風はいつしか向かい風に変わりつつあります。

 

「ポイントせどりで現金を増やす難易度が徐々に上がってきている」という表現に対しては一切の異論を挟む余地がありません。

ただキャッシュフローを保って現金利益を出しながら運営することが「可能か不可能か」の話をするなら間違いなく「容易に可能」と断言できます。”楽勝”と言い換えてもいいでしょう。

 

というかもしあなたが儲けるためにせどりをしているなら現金赤字の仕入れをした時点で負けです。

あなたがせどりをする理由は「楽して儲けたい」からですか?

それとも僕と同じく「暇だった」から?

儲けたいなら儲けがでる仕入れをしましょう。

暇を潰したいなら自分の知らない分野の商材知識へと目を向けるべきです

 

僕が2019年8月からせどりを始めて今月でちょうど1年、

当初の「暇を潰す」という目的に対する結果として

得たものは「家」と「ほどほどのお金」と「やっぱり退屈なままの日常」で、

失ったものは「規則正しい生活リズム」と「働く理由」でした。

 

考えてみれば当たり前ですけどせどりなんて月に20時間くらいしか作業することありませんから、これ以上収入が増えても自分の幸福度が上がらないことを理解した後にやるべきことってなんもないんですよね。

 

まだまだ目標は達成できず、僕は今も変わらず明日はどうしたら退屈じゃない日になるのかを考えながら生きています。

この1年緩くせどりを続けてきたものの、まだ答えは何も見つかりません。

2年目の僕がせどりを通して何ができるのかに期待して、これからも緩く続けていければと思います。