専業無職が教える100円飯レシピ【とり天+天つゆ】編

専業無職が教える100円飯レシピ【とり天+天つゆ】編

こんにちはよしのぶです! 

 

今日はリアル食費2万円生活を5年以上続けてきた無職の僕がオススメする最強の高コスパ飯『とり天』の最高すぎるレシピを紹介していきます

 

100円で作れてボリュームも満点、子供から無職まで大満足な大分県の郷土料理たる『とり天』

完全無欠の”推し”料理なので給料全部switchに突っ込んでしまって金欠なせどらーも、共有口座からDV旦那に金抜かれて困ってる奥様も是非作ってみてください!

 

『天つゆ』を作る

コンセプトとして100円以下で作る高コスパ料理なので時間と手間も削りまくった時短レシピになります

100円の食材を3日かけて調理しても120円くらいの味にしかならないので!

 

というわけで天つゆを作るための出汁も安易に沸騰したお湯600g25gの鰹節をいれて寝かせただけのなんちゃってかつお出汁

 

天ぷら屋さんではしっかりかつお節を削って風味豊かな御出汁をとってらっしゃることでしょうが、

 

ちゃんとした鰹節を買ってしまうと僕のお小遣い金額を大幅にオーバーしてしまうので今回は家に転がってた大容量サイズのパックを使いました

 

というかこの鰹節2,000円以上するのに食品カテゴリランキングの1500位台でめちゃ回転率高いの地味に面白いですね

 

というわけでなんちゃってかつお出汁ができたら出汁:醤油:みりん=5:1:1の割合で醤油とみりんを追加していきます

 

そして加熱していって好みの濃さになったら完成

 

完成した天つゆ

 

味は丸亀正麺の天ゆつとほとんど一緒、正確に比較するとほんの少し甘味が足りないけど出汁の濃度かみりんの比率を調整すればほぼ9割がた丸亀の味でした

 

醤油を追加して味を調整する場合、失敗したときのリカバリーが面倒くさいので絶対失敗したくないときは加熱時間を増やしていって水分飛ばして濃度調整してください

 

『とり天』を作る

今回使うのは100g38円の鶏むね肉

ついでに冷蔵庫の中にささみがあったのでささみも同じ大きさにカット

 

サイズはお好みでいいんですけど僕はしっかり下味がついたものが好きなので親指サイズくらいで小さ目にカットして叩いて醤油・酒・みりん・にんにく・しょうがを揉み込んでいきます

 

醤油:酒:みりんは鶏むね肉2枚に対して各大匙1.5~2杯くらい、ニンニクとしょうがは適当です

 

30分も置けば下味は十分かと思いますが僕は昼寝から起きれなくて結果2時間放置しました

 

とり天と何も関係ないのですが昼寝するときはAmazon EchoやGoogle home等のAIスピーカーがオススメです

 

寝るときにアイマスクつけた状態でも音声認識でアラームのセットができますし、昼寝中にアラームで起こされて不機嫌な時もアイマスクを外さずに口で「アレクサ、アラームストップ」といえばそのまま二度寝できます。

 

僕はこの方法で今日30分のアラームつけて2時間昼寝できました!

 

下味がついたらいよいよ「揚げ」の工程です

 

キッチンペーパーで水気を拭いた鶏肉に小麦粉をつけます

 

 

衣に関しては天ぷら粉がある人は天ぷら粉を水で溶かすだけですけど僕は天ぷら粉が予算オーバーだったので水180ml+薄力粉100g+卵1個で衣を作りました、貧困は罪。

 

ここで「小麦粉(薄力粉)がないから片栗粉でいいや」とパワープレイを押し通してしまうと『とり天』じゃんくて『鶏のから揚げ』ができてしまうので注意しましょう。

 

180℃の油で揚げます。

 

何分揚げるかは1カットあたりのサイズ次第なんですが、親指サイズの場合だと2,3分で十分です。

 

だいたいこんな感じになったらOK

 

これが”美味しい鶏むねの色”です。覚えてください。

 

鶏むねがこの”美味しい鶏むねの色”になったら一旦あげて室温で5分放置、余熱で中まで火が通ったら油の温度を200℃に上げて「二度揚げ」していきます。

 

二度揚げは1分くらい

 

そしてこれが”めちゃくちゃ美味しい鶏むねの色”です。

 

二度揚げ中の鶏むねが”めちゃくちゃ美味しい鶏むねの色”になった時、それはあなたが優勝するときです。

 

たまに「ちゃんと天ぷらをレシピ通りに作ったのにサクサクにならず、優勝することができませんでした」という意見を耳にします。

結論から言うと天ぷらをレシピ通りに作ってサクサクにならないのは「レシピが悪い」か「あなたが悪い」かの二択です。

 

「たっぷりの油を使って180℃で2~3分揚げる」

「5分寝かせて200℃で二度揚げする」

 

このルールを守って親指サイズの鶏肉を揚げる限り失敗はありません

 

ただし油の量が少なくても一度に揚げる肉の量が多くても失敗します。

調理中の油が180℃を維持できないので

 

また、1セット目の鶏肉を揚げ終わったあとにすぐ2セット目の鶏肉を投入しても失敗します。

同様に油の温度が180℃をキープできないため。

 

これが180℃の油に鶏肉をいれた後の油の温度

すぐに2セット目の鶏肉を入れると130℃の油で揚げることになってしまいます。

 

一旦火を強めて180℃まで油の温度をあげましょう。

200℃で二度揚げするときも同じです

 

揚げ終わったとり天がこれ!

めちゃ美味そうでは?

 

僕は勝手に唐揚げにレモンかける人のことを絶対許さない宗教の人間なんですが、同時に「とり天に自発的にかぼすを添えてくれる人を無条件に赦せる」タイプでもあります。

 

というわけで先ほど作った『天つゆ』に「かぼす」を絞っていきます。

 

『とり天』+『天つゆ』= 優勝

「かぼす」を絞った『天つゆ』の甘味と酸味のバランス

たしかにこれはポン酢やめんつゆから作ったものとは全然違う味で、しょうがの効いた『とり天』と相まって全然箸が止まりません。

 

”サクサク”で”さっぱり”で、硬くないのに歯ごたえがあって、いつも食べてる鶏むね肉の、初めて食べる味。

 

ささみの方は「とり天丼」にしました

鶏むね肉よりもクリスピーな食感と、よりさっぱりした”天ぷら屋さんの天ぷらっぽい”クールな味です。

 

下味のしょうがはもう少し抑えてよかった気もしますが、こればかりは肉の質と鮮度によって必要な下処理の度合いも変わってくるので作ってみないとわからないことですしね

 

というかよく考えたら2時間昼寝したのがミスです

 

ささみ自身にしっかり下味がついていたのでこちらも薄めの『天つゆ』でいただきましょう

 

こうして食べると確実にうどんチェーンのトッピング天ぷらより柔らかく感じます。

 

おそらく1カットあたりのサイズが小さく加熱時間が短く済んでいるため、たんぱく質の熱変性が最小限で留まっているのが主要因かと思われます。

 

というわけで以上が無職の勧める最強のコスパ飯【とり天+天つゆ】でした

 

鶏むね肉はオンラインでも実店舗でも100gあたり30円台。

100円分の鶏肉から15個は『とり天』が作れます

つまり1日15個食べても100円未満

 

100円あってもマックにいく必要はありません、”100円あったらとり天作ろう”です。

 

◇訳あり◇■業務用■宮崎産“ムネ肉(冷凍)”2kg700円(100gあたり35円)■

ただ個人向けの通販だと送料無料ラインまで買うのに他のものも合わせ買いする必要が出てくるのでまずはお近くのスーパーで店舗リサーチしてください

 

それではよい無職生活を!