youtube用のカメラ選びに失敗した話
- 2020.10.06
- アーリーリタイア
こんにちは!よしのぶです
半年前に始めたyoutubeですが月2本という超スローペースで更新を続けながら現在登録者400名弱というところまできました
なんでそんなに投稿ペース遅いのかは自分でも疑問なんですが単純に動画編集とか撮影が初心者すぎて勉強が追いついてないのが最大の理由です
例えば料理動画を撮ろうと思って自分で実際にキッチンで調理中にカメラ回してみてもyoutubeでよくあるようなちゃんとした”料理動画”の形にならないんですよね
で、どこがどう違うか研究して試行錯誤しながら「同じような映り方の動画」を撮ろうとするんですがどうがんばっても無理で、これは機材が悪いんだなとおもってカメラとレンズを買い替えました
ちなみにyoutubeを始めるために購入したこのカメラ「nikon z50」
まだ発売から1年程度の新型ミラーレスで15万程度、
性能もsony、canonの同じ価格帯のエントリーモデルミラーレスカメラと比較して何ら劣っていません
むしろかなり良いです。
ただ、一般的に料理系youtuberってボディ+レンズで40万程度のカメラを最低でも2セットは使ってるんですよね・・・
結論から言うと15万のボディ+キットレンズでまともな動画や写真を撮ろうという試みが間違いでした。
これがZ50+キットレンズで撮影した写真
麻婆豆腐とか拡大してみたらケバケバしい質感になってるし、鶏チャーシューに至っては色味が死んでます。
そしてこれがカメラとレンズを買い替えてからの写真
これは照明なしのキッチンで撮ってるので撮影条件はZ50で撮った居酒屋の写真よりかなり悪いですがそれでも解像度は数段高いです
部屋の照明をすべて落としてライトを一灯だけ使用した写真
試しにZ50でも同じシチュエーションで撮影してみたのですがノイズがすごいことになってとてもじゃないけど加工でどうにかできる範囲を超えてました。
というわけでこれが新しく購入したカメラ「Nikon Z6」と単焦点レンズ「Nikkor Z 35mm f1.8」、ズームレンズ「Nikkor Z 24-70mm f2.8」
メモリカードとかフィルター合わせて60万円もしませんでした!めちゃ安!
ちなみに単焦点レンズとズームレンズの違いはそのままズームできるかできないかだけ
当然ズームレンズのほうが技術的に難しいので同じ価格帯なら単焦点レンズのほうが圧倒的に描写力が上です
「Nikkor Z 35mm f1.8」「Nikkor Z 24-70mm f2.8」
この2つのレンズ名の一番最後の「f○○」の部分の数字がレンズの明るさを表すスペックで、基本的にはこの後に続く数字が小さければ小さいほどピント面から外れた部分が明るくボケます
ボケると何がいいかというと、自然とピントがあった被写体だけが目立つようなメリハリのついた写真になるところです
例えばこの写真は猫の顔だけにピントが合っているので見た瞬間に視線が猫の顔に誘導されますが、もし仮に背景の木とか花壇までパキっと映ってしまったら猫の写真なのか庭の写真なのかポヤっとしちゃいますよね
ちなみにこの猫の写真はf2.8で撮影したもので、それでも猫の後ろがじんわりボケてますけど
f1.8になるとピント面からほんの少し奥に行くだけでじんわりどころか凄い勢いでボケていきます
まな板の上に置いてるのは牛肉なんですがこの写真からでは判別できません
こういう風にf値が低いレンズほどスペックは高く、比例して値段も高くなります。
「Nikkor z 50mm f1.8」が11万円、「Nikkor z 50mm f1.2」だと30万円
「Nikkor z 58mm f0.95」120万円って感じです。
僕は無職なので一番安いf1.8の単焦点レンズを買いました。
ちなみにこれがズームレンズになるとf2.8でも30万円です。
どのメーカーのカメラを買うにしても写真家として活動するなら
「14-24mm f2.8」「24-70mm f2.8」「70-200mm f2.8」の3種類は必須というのが常識ですが、まずこの3種類で90万円かかります。
流石に厳しかったのでとりあえず一番安い「24-70mm f2.8」だけ買いました
でも空とか星とか風景撮ろうとすると14-24mmの広角レンズが必須なので多分来月には「14-24mm f2.8」も買ってると思います
さようなら35万円
- 初心者がいい写真を撮りたいなら良いカメラとレンズが必須
- 15万円と50万円のカメラで目に見えて映りが変わる
- レンズ買ってるうちに感覚バグってくるからボディは誤差
「良いカメラとレンズが必須」って書いた直後にこんなこと言うのもあれですけど、僕が今回買ったボディとレンズも普通にアマチュア向けのエントリーモデルです。(フルサイズミラーレスで一番安いモデル、sony-canon-nikon共に価格帯は同じ)
NikonもCanonもPanasonicもエンドモデルはボディ80万円+レンズが一本あたり120万円~します
だからボディ+レンズで50万~のカメラが「良いカメラ」かと言うと、ぶっちゃけ”入門機としては最低限のスペックを満たしてる”くらいでしょう
最近はyoutubeの個人チャンネルの画質・音質ともに平均レベルがどんどんあがっていて、素人でもこのくらいのクオリティの動画や写真が撮れるんだなぁと関心する場面も増えてきました
が、彼ら彼女らの撮影機材をちゃんと調べると目ン玉飛び出るような金額が並んでてマジで震えます。
こんなに機材インフレ起こしてしまったら海外の動画クリエイターや編集チュートリアルで登録者を集めてたインフルエンサー達はどうなってしまうんだろうと思ってクリエイター界隈のyoutuberを久しぶりに見に行ったら彼らの使用機材もインフレしてて2000万円のシアターカメラに手ブレ補正用のスタビライザー(2000万円)をつけて機材レビューと撮影してました
カメラは沼だなって思いました。
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