部屋に観葉植物を置いたら生活リズムが改善された話

部屋に観葉植物を置いたら生活リズムが改善された話

こんにちは!よしのぶです。

4月は引っ越しのゴタゴタがあったりリフォームの見積もりとって回ったり確定申告に補助金申請にせどりの梱包外注化と結構忙しい毎日を送ってきました。

この調子で5月上旬まではタスクが山程積まれた状況なので少しづつ消化を続けています。

 

さて、無職生活も6年目に突入した私よしのぶですがこの度最強の「生活リズムの整え方」を発見しましたので読者の皆さん(多分だけど8割無職)にこの偉大なる発見をシェアしていきたいと思いキーボードを叩き始めた次第です。

 

概日リズム

ところで皆さんは「概日リズム(circadian rhythm サーカディアン・リズム)」という言葉をご存知でしょうか。

「体内時計」とも訳されるこの circadian rhythm ですが、定義としては

”全く外が視えない暗闇状態で寝て起きてを繰り返した時にその生物の1日(生活リズム)が何時間周期になるのか”というものです。

 

要は地球だと1日が24時間だけど、人間の生活リズムとしても1日24時間って生物学的に合ってるのか、という議論ですね。

 

ちなみに答えから言うと人間の概日リズムは約25時間です。

外界の情報が一切入らない完全な密室で寝て起きてを繰り返すと25時間ごとの生活リズムになることが様々な研究結果からも明らかになっています。

 

そしてご存知の通り”無職”とは社会から切り取られた閉鎖空間の中で起きたい時に起きて寝るまでゲームに没頭する生き物なので、必然的にも彼らにとっての”1日”は地球と太陽の位置関係によって定められた「地球都合」の24時間周期よりも生物としての規定プログラムに則った”25時間周期”に近づいていくことこそが宿命といえるでしょう。

 

1日を24時間に

そんな放っておくと勝手に1日25時間生活へ変化してしまう我々人間ですが、解決方法はただ1つ”決まった時間に予定を入れる”だけです。

出勤時間だから朝起きないといけない、とか、明日は休みだけど釣りの予定だから早めに寝ないといけない、とかそんな感じ

別に何を意識しなくともそれこそ一般社会に生きる人間なら全員が嫌でもクリアしてしまうこの解決方法ですが、残念なことにネトゲのデイリーミッションは基本夕方以降の更新なので無職に限っては「朝に予定が入る」ことはありません。

 

というわけで無理やり毎朝発生する定期イベントを作ってみました

題して「無職でもできる!朝に予定を入れる方法1選」

 

方法はめちゃくちゃ簡単で室内に観葉植物を置くだけ!

 

植物を選ぶ際のポイントは、

できるだけ「耐陰性が弱く」「耐寒性も低くて」「高価な」植物がオススメです

 

耐陰性がないと朝から太陽光に当てないとすぐ萎れてくるし、

耐寒性が弱い植物は季節によって朝と夜で配置場所を変えないと死ぬし、

何万円何十万円もする植物が自分の寝坊のせいで死ぬと考えたら流石に毎朝起きるしかなくなるでしょ、っていう理論です。

 

 

オススメの観葉植物

塊根植物編

オペルクリカリア パキプス

最初のオススメ植物はオペルクリカリア パキプス

ワシントン条約附属書Ⅱにより商業利用以外の輸出入が制限され、絶滅危惧指定に入る恐れが高いと言われる塊根植物の王様たるパキプス。

原産はマダガスカルで輸出時に検疫で根っこを全て切られ、仮死状態で日本に入ってきたものを「発根管理」と言われる再生スキルで蘇らせて販売店舗に並びます。

 

この画像のように既に発根し、日本の気候に慣らされた個体は100万円を超えるものもあり中々すぐに購入するのは難しいため、まずは自力で「発根管理」スキルを習得し、輸入まもない未発根の死にかけ個体(それでも10万とか余裕でいく)を個人で発根管理して再生状態で販売するのが近年の流行りです。

 

ちなみに日本最大級の塊根植物輸入業者での発根確率が、低い年で1070本中50数本のみ生存ということなので発根管理中は無職とは言え寝坊とは無縁の生活がおくれるようになること間違いなしです。

むしろ毎晩発根管理に失敗した悪夢で寝付けなくなる可能性のほうが高いです。

 

パキポディウム グラキリス

最初からオペルクリカリア パキプスは敷居が高いという方にオススメなのが「パキポディウム グラキリス

こちらもワシントン条約附属書Ⅱに指定される超人気品種

そしてやはり根が切られた状態で輸入されるため発根管理からのスタート

ただグラキリスの場合は発根済みの個体であっても上の画像のように75,000円とかで買えるのでパキプスと比べると10分の1以下のコストに抑えることができます。

耐寒性も弱く、温度が低い状態で水やりしたら一発で腐って死ぬし日照時間が足りないとせっかく数十年かけて膨らんだ塊根部分が萎んでいってしまうので仮に発根済みの個体を買ったとしても緊張感を持って管理する必要があり、寝坊などできようはずもありません。

 

秋から落葉が始まりそのまま季節が冬から春に移っても休眠状態が開けないまま眠るように息を引き取ってしまうなんてこともザラにあるので悪夢に魘されたい無職には必携のアイテムです。

 

アデニウム アラビカム

いきなり値段が下がって5,000円台の「アデニウム アラビカム

手乗りサイズでめちゃくちゃコンパクト

メリットはとにかくお安く塊根植物を楽しめるところ

デメリットとしては「寝坊してアデニウム アラビカムが枯れても損失5kか」と思ってしまうと普通にそのまま二度寝してしまうため生活リズムは特に矯正されない点でしょうか

 

ただ幅10cmあれば置けてしまう省スペース設計は持ち主の環境を選ばないので、場所はとれないけどとりあえず植物を置いてみたいという人には特にオススメです。

 

エアープランツ編

ティランジア キセログラフィカ

ティランジア キセログラフィカ」はエアープランツの女王と呼ばれる人気の植物

値段も20cm前後の個体で5.000円以下とお安く買える上に管理もかんたん

窓際にハンギングで吊るして朝にカーテンを開け、夜に霧吹きで水をかけるだけ

 

エアープランツは根から養分を摂取せず、葉からの水分補給のみで生長する植物なので土も要りません。

針金や麻紐で吊るせばそれでOK

 

相場は15cmで3k,20cmで5k,22cmで7k~

とサイズによって細かく変化していき、特大サイズまで生長した個体に関しては数万円で取引されるため枯れない限り資産価値は上がり続けます。

 

転売屋・投資家目線でいうと商材としても”熱い”商品という感じですね。

温度管理と水やりをミスると一晩で腐って死ぬのでそこだけ注意

 

ティランジア ストレプトフィラ

次も育成が簡単なエアープランツ「ティランジア ストレプトフィラ

植物初心者が一番戸惑うであろう「結局いつ水あげればいいの?」問題をわかりやすく教えてくれる植物なので「水不足問題/水やりすぎ問題」をケアすることができる親切設計の植物です。

 

ちなみに上の画像は葉っぱがくるくる丸まって”水を欲しがってる”状態

 

そして下が”もう水は要りません”状態のストレプトフィラ

 

葉の巻き加減で一目瞭然なのでくるくる巻いてきたら霧吹きで水やってください

 

水が溜まった状態で放置するとやっぱり腐って死ぬのはこいつも共通

エアープランツ全般に言えることですが”風通しの良さ”は最重要ポイント

僕も24時間サーキュレーター回してます

 

 

ティランジア ウスネオイデス

育てやすさで言えばエアプランツでのオススメは「ティランジア ウスネオイデス

初心者が植物を枯らす要因No.1は「水のあげすぎ」からの「根腐れ」なんですが、このウスネオイデスは「水が大好き」だしエアプランツで「根がない」ので、根腐れで枯れてしまう可能性は0%。

 

引きの写真だとぶっちゃけ縦に伸びたモンジャラみたいな見た目でキモいですが実際は草というよりも普通に多肉質で表面に生えた銀色の毛(トリコーム)の手触りも良く、手で千切っても両方の個体が再生してそのまま生長を続けるところとか触手っぽくて好きです。

 

インテリアとしても使いやすいのでエアプランツの中でも特に普及率は高い気がします。

観葉植物とインテリアの参考画像の中に銀色がかった長いモジャモジャが吊り下がってたらそれは大体ウスネオイデスです

 

小型多肉編

ハオルチア ブラックオブツーサ錦

ハオルチアは今回紹介する観葉植物の中でも一番小さい品種になります

安いラック1つ買ってしまえば何十個ものせてしまえるので縦積みが大好きなせどらーとは相性◎

しかもこのオブツーサ系のハオルチアに関しては育てていれば自動で勝手に横から子株が生えてきて容易に複製できるので、育成だけでなく繁殖まで一人で完結できる素晴らしい植物です。

 

仕入れて、複製して、売るだけ。

なんともせどらーらしい立ち回りですね

ただ一点デメリットをあげるとしたら元の仕入れ値が若干お高いところでしょうか

 

ハオルチアの高額品種と言えばブラックオブツーサ・万象・玉扇の3品種

いずれも小鉢サイズで200万円以上の取引が散見されるやべー品種

 

このあたりは個人レベルの品種改良でも作れてしまうらしく、日本・韓国・台湾は特に個人生産者が気合で増産した品種が高額で取引されるハオルチア先進国なので僕もなんとか再現したいと思って日々改良を重ねています。

 

エケベリア ルノーディーン

エケベリア ルノーディーン」は1000種類以上存在すると言われているエケベリア属の中でも特に繊細な品種

 

直射日光がアウト、暑さにも弱い、蒸れると死ぬ

「1万円で買って1週間で枯らした」という話もよく聞きます。

 

長く育てたいなら温度・光量・湿度の管理を徹底する必要がありますが、こちらもハオルチアと同様枯らさずに育てることさえできればそれだけで子株が吹いてきて勝手に繁殖するので24時間部屋に居て環境を監視できる無職には最適な植物と言えるかもしれません。

 

まとめ

如何でしたでしょうか

これが「僕の考えた最強の生活リズム矯正プログラム」

僕はこの方法を使いしっかりと朝に起きてカーテンを開け、室内の気温を見て窓を開ける生活を3日続けてみた結果、

これ普通に植物育成用LEDを買って24時間エアコンとサーキュレーターと加湿器を回し続ければカーテンも温度管理も必要なくてそもそも朝起きなくていいことに気づきました。

 

ちなみに3段ラックはこれ

組み立てがネジ1本もいらなくて5分で組めるので簡単すぎてビビった

普通にオープンラック欲しい人にもオススメ

 

ただ一点デメリットがあるとすると、こういうふうに窓際に植物をのせたラックを設置すると野良猫が寄ってきて不法侵入キメてくることが多々あります。

 

そういうときはロイヤルカナンで追い払いましょう。

売れば粗利も出るし使って野良猫も撒ける

やはりロイヤルカナンこそせどらーにとって最高の相棒と言えるでしょう