【初心者向け】仕入れてから出品登録するのはやめようという話【カタログ選び】
- 2019.11.26
- せどり
おはようございます!
最近よく通話相手から「よしのぶさんはなんで質問箱やってるんですか?」と質問されることがあります
それはブログのネタに困ったときに質問箱から拾うためです!
そんなわけで今日は「仕入れた商品をどのカタログで出品するか迷ったときの解決方法」について語っていきたいとおもいます!
仕入れ前のリサーチ段階で
まず大前提として、仕入れるか仕入れないかの判断ってモノレートグラフ見て決めるものですよね
モノレートで回転率と予測利益を確認して仕入れて、届いた商品を検品して出品登録画面から再度ASINを打ち込み商品ラベルを発行する
そしてその時再度Amazon検索した段階で同一商品のカタログが何個かあることに気づき「あれ?!これどれで出品するのが正解なの??」と悩む
流石に無駄が多すぎない???
まずその極限まで無駄を詰め込んだ出荷プロセスを効率化させましょう
めちゃくちゃ時間がもったいないしその時間をリサーチにあてれば利益率はどんどん伸ばせます。
1.仕入れる前にカタログ決定
まずリサーチの段階でその商品に複数売りやセット売り、並行輸入品・国内正規品で何種類のカタログがあるのかを確認します。
ヘアケア用品だとシャンプー&トリートメントのセット売り、
日用品や食品は複数売り、
家電は並行輸入品と国内正規品でカタログが別れることが多々あります。
化粧品に至っては全く同じ商品でどちらも数量1なのに何故かカタログが複数に別れる場合もあったりして意味不明です。
まず仕入れをする前にそれら全てのカタログからモノレートをチェックします
全部です All of them
化粧品を仕入れたとして、国内正規品だけのカタログをチェックして仕入れて検品中に箱なしの並行輸入品を買ったことに気づいて慌てて並行輸入品のカタログチェック⇒粗利率と回転率を見て絶望というパターンだけは徹底ケア
というか楽天市場で安売りされてる化粧品なんてほぼほぼ並行輸入品です
もちろん中には国内正規品を取り扱ってる店舗もありますけどその場合は普通に商品ページにデカデカと記載されてるので、もし【国内正規品】と商品名に入ってないのならそれは並行輸入品と捉えておいたほうがいいでしょう
そして確認した全てのカタログの中から自分が出品したいカタログを一つ選びます
Amazonで出品しようとテキスト検索すると・・・
全く同じ商品のカタログが6個並んでて目眩がします
試しにいくつかモノレートチェックしてみましょう
10,050円販売 ⇒ 8,645円入金
直近3ヶ月平均販売個数53個、出品者47人
10,920円販売 ⇒ 9,428円入金
直近3ヶ月平均販売個数21個、出品者12人
11,800円販売 ⇒ 10,220円入金
直近3ヶ月平均販売個数6.7個、出品者6人
とりあえず適当に3つピックしました
3つのカタログすべてで粗利率・回転率が変わります
どれに出品すればいいのかという正解はありません
粗利重視の人は3番目のカタログで出品するべきだし、速く売って速く資金を回収したい人は1番上のカタログがいいでしょう。
どれを選ぶかは完全にお好みなので、自分が欲しい利益と回転率から逆算して出品したいカタログの出品者一覧を確認した上で問題ないようでどれでも大丈夫です。
ただしこの場合は仕入元の商品が並行輸入品なのでAmazonの商品名に【国内正規品】が入ってるカタログには出品できません
あとはFBA競合セラーの数と在庫数とレビュー見て決めてください。
2.仕入れる前に出品登録する
せっかく時間かけてカタログ選定したのに、仕入れて数日後の商品を受け取った後に「あれ、どのカタログに出品するつもりで仕入れたんだっけ・・・」ってまた1から探し始めるの、完全に無駄を極めた立ち回りですよね。
もう仕入れるか仕入れないか迷ってる間にまず出品登録してしまいましょう
納品プラン作成したあとでも商品一つずつ出品取り消しすることは可能です。
そう、マカドならね。
マカドがどれだけ有用な神ツールなのかは今更僕が説明することでもないですが
まだ手動で出品して価格改定してサンクスメールおくってる人、ヤバいです。
こんなブログ読んでないでまず登録してください。
無料期間30日試してみて「あってもなくてもかわらないな」と思ったらその時は僕に連絡してください。
結構マジなテンションで謝罪します!
カタログ選び注意事項編
そもそもなぜカタログが複数存在するのか
答えは「既存カタログの存在に気づかずに新規カタログを作成したうっかりさんが存在する」or「既存カタログで出品することの旨味が少ないと判断した人がいる」のどちらかです。
1.日用品
例えば洗剤とか柔軟剤みたいな日用品って単価数百円で1個ずつ販売することのデメリットがめちゃくちゃ大きくて、500円で商品売ったときにAmazonに300円以上送料手数料でとられたりするんですよね。
それならケース販売して売値に占める送料の割合は抑えていきたいのが出品者側の気持ちで、
消費者としても毎日生活の中でずっと利用してきた商品を通販でケース買いすることにデメリットがあるわけでもないので両者のニーズが一致してケース販売カタログが誕生するわけです。
あと特に日用品に関しては主力商品のほとんどはAmazon直販商品です
売れるのがわかりきってる、絶対に需要が尽きることがないカテゴリの人気商品をAmazonが自社で販売しない理由なんて全くありませんからね。
当然一般のマーケットプレイス出品者とか比較にならない量の発注をメーカーに直接投げる形なので仕入れ原価もまったく違います。
抱えてる在庫数の数から考えても真っ向からぶつかったら敗北必死ですのでカタログを分けます
同じ洗剤で1個売りのカタログをAmazon本体がカート専有してても、別でケース売りカタログ作ってそっちで販売してしまえばAmazon本体を無視して自分がカート取得できる点はかなりのアドバンテージですね
日用品を販売するときは
・何個売りのカタログが一番粗利率がいいのか
・本体の占有率がどの程度か
を見て判断するとより安全です
2.並行輸入品
並行輸入品はニセモノではありませんが、例えば日本国内のサロンで取り扱われる正規品と比較すると外箱・パッケージ・成分が異なる場合は多々あります。
もしお客さんが美容室でいつも買ってたブランドのトリートメントをAmazonで格安販売されてるのを見つけて早速ポチって、
届いた商品を見てサロンで買った商品と【外箱の言語表記が違う】【商品ラベルに刻印されてるはずのロット番号がない】【手に出してみたときのテクスチャーに違和感がある】【前に買った正規品と髪のまとまりが違う】みたいなことがあればそれは☆1レビューの危機です
客が怒った末にレビュー欄で「ニセモノ」の単語が飛び出そうものなら速攻でアカウントスペシャリストが飛んできて真贋鑑定を受ける羽目になります。最悪垢BANです。
並行輸入品は海外で販売するようにパッケージングされた商品です
小うるさい日本人相手に売るつもりが元から一切ないので、外箱はそもそもついてなかったりパッケージのQRコードが削りとられてたり成分が薄められてたりすることは全然あります。
知らない人からしたらニセモノと言われても仕方ないレベルの製品だって沢山あります。
同じメーカーの同じ製品だろうと、そもそも日本に出荷するようのラインだけ分けて生産してる場合も多いですからね
もちろんあなたが深い商品知識を持ち合わせており、確実にその商品の並行輸入品と国内正規品に何の違いもないことがわかっているなら大丈夫です。
が、そうじゃない場合は並行輸入を仕入れて国内正規品カタログで出品することはリスクの塊みたいな行為です。
十分に注意しましょう
ヤバそうな出品者がいるカタログ
一番怖いのはAmazon本体ではありません
競合意識が高すぎて価格設定がバグってる初心者セラーです
せどりを続けていくと、「この商品でこれ以上値下げしても誰も得しないから価格競争するのは止めよう」とか「いますぐ売る必要ないから自動価格設定はきっていいかな」と気づくタイミングがあります。
が、もちろん初心者は初心者故にそんなこと一切お構いなく価格崩壊を巻き起こしてきます
「え?君レビュー0で在庫もそれ1個しか持ってないのになんでそんな必死に値段下げてるの???もしかして宵越しの在庫は持たない主義?」みたいな人、たくさんいますよね。
それはまぁしょうがないことで、仮に損害を被ったとしても交通事故に遭ったと割り切る他ありません
ただ一応自分が出品登録をする時点で出品者一覧を確認することで防げる事故も多々ありますので、ケアできる事故に関しては最大限ケアしていきましょう。
具体的にはレビュー0の新規セラーがFBA最安値を獲得してたらちょっと危ないです
最安値に3人新規が並んでたらもう死んだと思っていいかもしれません
5人居たらそっと商品削除して出品予定のカタログ切り替えます
まとめ
- 仕入れる前にカタログ決定
- リサーチ段階で商品登録
- 納品直前に出品者一覧チェック
Amazonせどりはミスなく仕入れをおこない、適切に出品登録してスムーズに納品できればミッションクリアです。
たったこれだけの作業ですが、慣れないうちはこれだけのことが中々うまくできません
「リサーチが時間かかって上手く進みません」という人はほぼ全員がクリックしなくていい商品ページまでリサーチ対象としてモノレート確認してしまっているし、
「出品作業が面倒」という人も自分自身が非効率的な手法をとっていることに気づけていない場合がほとんどです。
工夫次第でミスは減らせます。
あなた自身の作業効率化のために、まずはマカドインストール!
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