Amazonせどりで初心者が「仕入れないほうがいい」商品とは?
- 2019.11.25
- せどり
こんにちは!よしのぶです
今日はAmazonせどりを始めた初心者が「仕入れないほうがいい」商品について解説していきたいとおもいます
知らずに出品してしまうと最悪アカウント閉鎖のリスクもありますので特にセラー登録間もない初心者セラーの方は最後まで御覧ください!
出品権限を持たない商品
当たり前の話なんですけどAmazonで出品できないは買わない、というか仕入れる前に自分が出品権限を持ってるかどうかを確認するようにしてください。
もちろん最初からメルカリとか買取業者に売るつもりで購入するなら全然問題ないんですが「Amazonで売ろうと思って買ったのに実際に出品登録しようとしたらできなかった」は割とよく耳にします。
この仕入れミスを100%防ぐ超すごい裏技を教えます
商品を仕入れる前にまず出品登録してしまうことです。
納品プランまで作成して納品先のFCが確認できる画面までいっちゃいましょう
するともう一つの納品ミスまで防ぐことができます
納品先FC分裂ミスです
Amazonは日本中にフルフィルメントセンターという倉庫があり、納品プランをすすめるとAmazon側から「○○の倉庫に納品してください」と指定され、その倉庫に向けてFBA出品予定の商品を納品する流れになりますが、
商品カテゴリによっては「ファッションカテゴリは川越FC」「チョコレートは市川FC」「引火性液体は小田原FCか狭山FC」「大型は八千代FC」みたいに納品先FCが固定化されており、チョコレートとファッションを同時に納品しようとすると強制的に送り先が最低2つ以上に分けられる形になります。
送り先が2つになると何が起こるかというと単純に送料が上がるので利益率が下がります。大事故です。
「いやそんなんチョコレートとファッションを同時に仕入れなければいいだけやん」って思った人、正解です。
でも最初のうちって多分何回もミスります
特に「大型」と「引火性液体」はかなり頻繁に
普通にファッション以外の小型・標準で固めたと思ってても何故か大型とか引火性液体まざってて1個だけダンボールを別口でFC指定で送料追加、粗利1500円マイナス。(泣)
そうならないようにまず仕入れる前に商品登録して納品先のFC確認までいきましょう。
納品先を確認すればその仕入れ見込み商品がどのカテゴリに区分されてるのかわかります
もちろんこれは「大型商品を仕入れるな」ということではありません
意図せずして大型商品を1つだけ仕入れてしまったときはその1つの納品のためだけに送料が別口でかかってしまい想定外に粗利が減るという部分だけが欠点なので最初から大型商品だけでダンボール何個分も仕入れて全部まとめて納品するつもりであれば全く問題ないです。
出品権限があっても危ない商品
いや僕TwitterでもブログでもわりかしNintendoは危ないって発信してきたつもりだったんですけど?!?!
まだこの真贋調査の記事を読んだことない人、真贋調査についてよくわかってない人はまず最初に上の記事を読んでください。
そしてセラースケットを導入してください。
年末はAmazonでの取引量が増加する時期、そしてアカウントスペシャリスト(通称アカスペ)による真贋調査の取締が活発化する時期です。
特にまだせどりをはじめて1年以内の初心者セラーであれば特に厳しくチェックされるポイントになってきますのでアカウントヘルスを健全に保つのは何よりも優先すべき事項と言えます。
「そうは言っても売上がほしかった・・・」と言う方も中にはいらっしゃるかもしれませんが仮に「真贋リスクエスト発生率が1%から10%にあがるリスク」と「売上が10万20万あがるリターン」で比較するのであればマジでクレイジーハイリスク&スーパーローリターンです。
家電製品
家電製品は初心者にはオススメしません
理由は3点あります。
- 出品制限メーカーが多い
- 真贋調査リクエストが怖い
- 単価が高いので値下げ幅がデカい
出品制限メーカーが多い
PanasonicもSONYもBOSEもフィリップスも、その他色々な家電メーカーが初期セラーアカウントに対する出品制限を設けています。
解除方法は売上実績を積んだ状態で正規の販売店・卸売事業者から1商品最低10個以上の数量で対象メーカーの商品を購入したことが証明できる請求書をAmazonに対し提出した上で”審査に合格する”ことです。
このAmazon内部での独自審査の合格基準は開示されていませんし、「○○のネット問屋から△△を10個仕入れた請求書で審査パスできた」という人もいれば同じ方法で何度も弾かれてしまってるという人もいます。
フィリップスの電気シェーバーを10個買って請求書提出して審査NG喰らったら相当痛いですよね
自分で使うにしても流石に一生でシェーバー10個使い切れないと思います。
もちろん資金に余裕がでてきて、それなりにせどりに慣れてきた状態で小単価なメーカー製品から徐々に解除を試みるのは必要なことです
ただ家電メーカーの製品は比較的単価の高いものが多いので、資金カツカツの初心者セラーの段階からチャレンジすることのメリットよりリスクのほうが勝る場合がほとんどであることをしっかりと意識して堅実な資金作りに努めていきましょう。
真贋調査リクエストが怖い
また出ましたね、真贋調査。
世の中には「新規セラーは新品でFBA出品すると真贋調査がくる」という噂がまことしやかに囁かれているわけですが、これは半分本当で半分嘘です。
まず、中古でも真贋はきます。
ただ新規セラーとベテランセラーがそれぞれ100人ずつNintendo Switchを中古出品してどちらの被真贋調査率が高いかでいうと圧倒的に前者です。
ですが「絶対に真贋鑑定リクエストがこない商品」というものが多く存在することもまた事実です。
そういう商品は新規セラーだろうとベテランだろうと、新品で出品しようと中古で出品しようと、100%安全です。
Amazonの商品名に「ノーブランド」と表記されてる商品がそれにあたります。
正当なブランドがないのにホンモノもニセモノもありませんからね。
ちなみに「真贋鑑定リクエスト」や「知的財産権の侵害」を受けたあとで対象商品のAmazonページから商品名に「ノーブランド」を付け足して領収書や請求書を提出することなく審査をすり抜ける裏技もあります。
なので「新規セラーは新品でFBA出品すると真贋調査がくる」という言葉は正しくは、
「新規セラーが新品出品することで劇的に被真贋調査率があがる商品がある」と言い換えるべきでしょう。
そして「家電製品」というカテゴリにはそういう絶妙な”ベテランだとゆるいけど初心者には厳しい”と言われるメーカーやブランドが他ジャンルに比べかなりの高密度で固まっています。
単価が高いので値下げ幅がデカい
初心者せどらーが一番苦労する部分は「レビュー集め」です。
僕は10年以上消費者の立場からAmazonを利用してきて、「よしのぶ様、○○の購入ありがとうございます。商品のレビューをおねがいします」というメールを1度も開いたことはありません。
おそらく読者の方々もほとんどがAmazonレビューを自発的に付けたことなんてないのではないでしょうか
DVDのつもりがBD版を送ってしまったとか、売ったサプリが郵送時の事故で中身が少し砕けてしまったとか、そういう理由から「悪い」の評価がつくことは多々あります。
というか自分が買う側にたって、もしカタログと違うものが届いたらそりゃ容赦なく☆1評価ですよね
そしてレビュー≒カート取得率としても反映されるため、高評価が少ないということはカートを保持する力が弱いということに他なりません。
ただでさえ家電カテゴリの出品者一覧に高評価のベテランが並ぶ中、新規出品者が同じ値段で出品しても一生カートをとることはできません。
最安値より更に値段を下げて出品する必要があります。
別にこのカート取得率の問題自体は家電カテゴリに限ったことでは有りません
どの商品を出品しようと新規出品者のうちはカート取得率はさがります
問題は家電カテゴリの商品が基本的に高単価であるため、最安出品者より「1円安く」価格改定ツールを使用したところでベテランセラーからカートを奪うことができない点です。
例えば1500円が最安カートのシャンプーに1499円で出品したらレビュー率を無視して新規セラーがカートを獲得できる確率はそこそこ高いです
が、カート価格3万円の電子レンジを29,800円で価格改定したところでそもそもカートをとれないことが多々あります(評価数に差がある場合)
そうなるともう完全に他の出品者達が売り切るのを待つしかありません
それか他のセラーがついてこれないところまで一人で値下げを続けるかです
圧倒的に不利なのでやめましょう
CD/DVD/本
急にAmazon本体が沸きます
何の前兆もなく、ある日突然カートに「この商品はAmazon.co,jpが販売しAmazon.co.jpが発送します」の文字が現れてオワタ/(^o^)\ってなります
例えば2019年11月現在でもっとも熱い「ゲームソフト」といえば皆大好き「リングフィットアドベンチャー」がまっさきにあがりますが、この商品が発売日から1ヶ月以上ずっと買取価格上昇を続けている理由は偏に「再販が追いつかないから」です
買いたい人が世界中にたくさんいて、供給スピードがまったく追いつかないために買取価格が上昇しているという当たり前of当たり前な状況ですが、
もしこれがあのフラフープみたいなコントローラーの付属しないただのゲームソフトであればとっくの昔に再販が追いついてるはずですよね。
本やCD、DVDもそうです
メーカーや出版社が想定した以上に売れたとき、Amazon本体の在庫が消え他のネットショップからも買い尽くされ、最終的にAmazonマーケットプレイスのカート価格がどんどん上昇する”お祭り”が起こります
俗に言う「プレ値」現象です
この状況になってたまたま街の本屋にその商品が定価が売られてるのを見た時、あなたの頭の中のゴーストが「在庫を全て買いなさい」と囁きます
そして意気揚々と買い占めたあとで出品登録を行い納品された瞬間にマカドからのLINE通知「下限設定に到達した商品があります」で悟るわけです
「本体が復活した・・・」と
でもそれって考えてみれば当たり前のことで、工場でのフラフープ再生産が必要なリングフィットと違って、本やCDって比較的ハイスピードで増刷・増産できるものですから、
特に追加販売を遅らせたいような特別な理由がない場合は品切れから再販までのスパンはかなり短くて然るべきです。
もしこれが新規セラーじゃなくて、経験を積んだDVDせどらーなら商品ごとの大凡の再販時期に目処がつくのかもしれません
僕は何度も何度も「お!このゲームAmazon本体消えてカート価格めちゃ上がってるけどまだ楽天ブックスだけ在庫のこってるwww流石に5個買っちゃうでしょjk(死語)wwww」みたいな限りなく知能の低い仕入れ方をしてその度に大赤字だしてきました
ポイント込み粗利率40%を見込んで仕入れた楽天ブックスのプレ値DVDが納品した直後に本体復活からの価格大暴落キメて2ヶ月売れ残ったあげく定価以下で売れていく現象をブックスマジックと言います。(僕が勝手に言ってるだけ)
もうこんな悲しい想いは誰にもしてほしくない
特に初心者セラーの方、ブックスマジックにはご注意を
まとめ
以上がAmazonせどりで初心者が「仕入れないほうがいい」商品の特徴でした
各項で説明した通り、問題なく仕入れから販売までをこなすために前提知識や下準備が必要なカテゴリが主になります。
その分参入障壁を乗り越えた中級者以上のせどらーにとっては美味しいブルーオーシャンが広がっていると言えるかもしれません
ただそこにたどり着くための壁は思ったより高いです
僕も最初はプレ値のDVDいっぱい見つけて「DVDせどりwwwおいしいwww」とか言ってました
始めたばかりの初心者でもがっつり利益とれるしリサーチの範囲も楽天とyahooのDVDショップだけだから見込み商品自体はポンポン見つかるんですよね
Amazonの在庫復活情報だって出品者一覧のページにしっかりと「Amazon.co.jpより○日後に発送予定」って表示されるわけだし逆にそれさえ見えてたら余裕持って売り抜けられるじゃんって
でも実際その情報はまったくあてになりません
Amazon本体の予約状況は「3日後の入荷予定です」の表示が1週間続くこともあれば「2週間後の発送になります」から翌日何十個も在庫補充してくることもあります
グランドラインの気候よりも変化が激しいです
僕にはまだその海域は早かった
フーシャ村に帰って真贋のこないペットフード屋さん開きます
オススメのペットフードはROOMから!
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