「マカド」がなぜ神ツールなのか5分で解説します
最近よく「よしのぶさんは有料のリサーチツールは何か使ってますか?」との質問をいただきます
使ってません!
ただしリサーチではなく出品補助と価格改定のためには有料ツール「マカド」を導入しています
そんな風に毎回答えてるわけですがTwitterとか質問箱だと文字制限もありますし「なぜ」の部分までは詳しく説明できないんですよね
なので今回はブログのほうで「なぜ有料リサーチツールを使ってないのか」「なぜマカドだけは有料でも使っているのか」の部分をわかりやすく掘り下げて解説していきたいと思います
僕が有料リサーチツールを使わない理由
シンプルにコスパ悪い
リサーチツールに限らずせどり系のツールって月額4,000円~とか2万円買い切りとかそこそこコストかかりますよね
問題はそのコストよりも金銭的・時間的利益のほうが多くとれるかどうかという一点に尽きるわけですが、結論から言うと多くのリサーチツールに関しては(というか有名なツールのほとんど全てが)しっかり利益を確保できるようデザインされてます。
なので限られた原資でよほどヤバいツールの使い方しない限りは「有料ツールで損した」という状況にはなりません
にも関わらず僕が「コスパ悪い」と言い切る理由は完全に僕自身の置かれた環境に寄るものです
無職×リサーチ
言わずとも知れた無職という名の最弱職が僕のメインジョブなので、それが喜ぶべきか悲しむべきかは悩ましいものの僕には時間があります
毎日パソコンでカードゲームしながら相手のターン中にせどりのリサーチとブログを書けてしまう程の時間があります
なのでゲームしてるだけでも「お気に入りリスト」や「楽天room」には見込み商材のリストが溜まっていくシステムです
ぶっちゃけ有料ツールを使おうが使わまいがどっちでもいいというのが正しいですね
それと楽天お買い物マラソンに関しては1周11万円買い物すると仮定したとき、
「素の粗利率5%程度(+ポイント差分が純利)でいいなら毎月リピートできる」というリピート商材だけでも、埋めようと思えば11万円の購入枠全てを埋めれるくらいのストックが勝手に溜まっていくので新規商材のリサーチができなかったならできなかったで大丈夫です。
毎月マラソンの度に0からリサーチはじめて11万円分の商材見つけないと世界が終わるということはないです。
ポイントせどりの天井
ポイントせどりはポイント還元を利用して資産を増やす投資法ですから、明確に「一月いくらまで」という還元上限がECサイトごとに設定されています。
例えばそれが楽天市場だったら50万円、Yahoo!ショッピングなら10万円までです(いずれも1アカウントあたりの一ヶ月間の還元上限)
もしこれが500万円の買い物までポイント付与されるのであったのなら、
さしもの無職と言えどリサーチが間に合わずリピート商材のボリュームも確保できないまま有料リサーチツールの全力全開を以て挑んだのかもしれません
でも、そうはならなかった。
50万円分の買い物するのにかかるリサーチ時間が10時間として、有料ツールが短縮してくれる時間ってせいぜいが半分の5時間程度
僕は毎日10時間ゲームしつつ何かしらながら作業をしてるわけで、結局10時間かかっていた作業時間が5時間で済むことにあまり嬉しさを感じないというのが本音です
ただこれが楽天アカウントを5個も6個も使い回す変態せどらーだったり、兼業せどらーとして昼は忙しく働いているため10時間のリサーチ時間すらも確保が難しいという場合であれば全く話は変わってくるので
あくまで「ポイントせどりがメインの無職にはリサーチツールを有料アップグレードする旨味が弱い」という点は正確にお伝えできればとおもいます。
僕がマカドにお金を払う理由
マジでコスパ最高
僕は一貫性を重視するタイプの無職なので、
有料リサーチツールを使わない理由が「コスパが悪いから」であるなら、マカドを導入した理由も「コスパがいいため」となります。
- 出品補助
- 価格改定
- サンクスメール
出品補助
Amazon seller central公式の「商品登録」機能
一度セラー経験された人にしかわかりませんがマジで凄いです
「不親切の極み」「ユーザビリティの墓場」そんな感想しか思い浮かびません
とにかく半端じゃなく面倒な操作を要求されるのでまずは一回やってみてください
こちらは「マカド」の出品画面
「出品する > FBA納品」から検索窓にASINコードを打ち込むと対象の商品カタログをサジェスト、
商品説明と現在のカート価格が入力済みの状態でポップするので「価格改定モード」と「仕入れ金額」だけ記入して次のページに進むと自動で納品プランが作成されます
もうこの時点でAmazonセラーセントラルの10倍速いです
もしかしたら70倍くらい速いかもしれません
この機能だけでも既にマストバイ
価格改定
「出品補助」の段階で設定した価格改定モードに則って5分に1度自分が出品している””すべての””商品の価格を見直します
例えばこの商品の場合だと1698円で出品したけど誰か別の出品者が値下げした関係でカートを奪われてしまい、1650円に値下げすることで自分が権利を奪還した状態
現状だと元の仕入れ原価940円に対して1650円売ったときの手数料586円を差し引き、粗利で124円が残る計算なのでこれ以上粗利を削りたくない場合は「下限価格」を設定して他出品者にカート権利を譲る形ですね
自分がカートを取得していない商品が何百個売れようが自分の売上は1円も伸びないのでツールの導入・非導入如何に関わらず大前提カート権利だけは常にキープするよう心がけましょう。
サンクスメール
こういうメールいっぱい届きますよね
これが「サンクスメール」、別名「レビュー乞食」です。
99%の人類はわざわざ通販サイトで買った商品に対し自発的にレビューを書くことはありません
でもそのうち1%くらいは「わざわざメール送ってくるぐらいだしレビュー書いてやらんこともない。くるしゅうないぞ」みたいな人もいたりします。
その1%のレアな人種からレビューを貰うために、Amazonセラーは全ての取引に対してサンクスメールを送付する必要があります。マストです。
評価がつかないと誰もあなたの商品を買ってくれないし、同じ値段で並べたときにAmazon内部でのカート取得判定に負け続けるからです。
アカウントの強さは集めたレビューによって決まります
セラーとして販路を拡大していくと月あたりの取引回数が500回を超えることもあります
僕も2ヶ月目には300を超えてました
レビューをもらうために300通も手動で乞食メール送るのは相当な狂気です
間違って同じ人に2通送っちゃうとクレームになって☆1評価つけられ、アカウントの存在価値が消えてしまう可能性もあります
サンクスメールはツールで自動管理しましょう
マカドまとめ
僕がマカドを有料で使う理由は「たったの5000円で毎月何百時間も節約ができるから」です
例えば日本人の外注先に「出品登録」と「価格改定」と「サンクスメール」の作業を全て委託したとして、マカドと同じ水準でそれらをキープしてもらうには月に20万円以上のコストがかかってきます
ホンジュラスとかエチオピアあたりの人間ならもしかしたら1月5000円でも働いてくれるかもしれませんが日本だと100%20万円は超えます
無職なんだから自分でやれっておもうかも知れませんが普通に無理でした
自分が出品してる商品が50個あったとして、商品ページをずっと更新しながら監視して自分がカートとれてない商品の情報を弄ったら相手のツールがおっかけてきて5分後には権利奪われて、また値段調整して・・・
これを刑務作業でやらせたらどんなシリアルキラーもLANケーブルで首吊ります
もしこの記事を読んでるあなたが、
まだ今から納品を控えてる状態の初心者Amazonセラーであるなら、
まずは一回「マカドなし」で納品して価格改定してサンクスメール送ってほしい
そして如何にセラーセントラルがクレイジーなシステムなのかを十分に堪能して、
ストレスで胃に穴が飽きそうになったら是非「マカド導入」を検討してみてください。
あまりも快適さにきっと一瞬で胃の穴ふさがります。
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