32歳ひきこもり無職が園芸はじめた結果www

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こんにちは!

よしのぶです。

積んでたラノベとゲームが一通り消化終わって一段落ついたので久しぶりのブログ更新になります。

31歳ひきこもり無職が振り返る2022年

内容は前回年末にあげた記事の続きからになりますのでもし未読の人は前回記事から読んで下さい。

PV数を盛りたいので前回記事読んだ人ももう一回読んで下さい。

 

 

補助金の結果

前回「補助金であれもこれも全部解決!」的な内容の記事を投稿したことで輸入グループの知人達から「私でも補助金もらえますか?!」的な質問が何件かきて、実際に自分が採択された補助金の事業計画書を見せながらレクチャーしたところそのまま同じ内容で通ったという報告をもらいました

その後自分の方の補助事業も予定から少し遅れつつも概ね順調に進んでいて、

陶器鉢

・台座

・オーダーメイド植物棚

・LED

・広告費

海外出張費

以上の6項目が無事に補助経費として承認された段階です。

ただ鉢と棚は職人仕事なのでそこは釉薬だの材だのを変えて試作品つくったり僕が何回もリテイク出してるせいで納期からは遅れてる状況

製材所で2000枚くらいある木材のストックを全部確認しながら好きな杢目が入ってる樹種を1枚ずつピックして、

「この板のこの部分をカットしてこの欠損部分に何色のレジンを流し込んでこの塗装で仕上げてください」みたいなクソ時間かかる打ち合わせ作業をしてたので完成までは多分まだ1ヶ月くらいかかりそう。

 

ちなみに今木材の値段が上がってるとは言われてるけどそれは一般的な家の建築とかダイニングテーブルに使われる材の話しで、

その中でも銘木と呼ばれる樹種の、更にハイレアリティな杢目が入った板は通常の建築材の超絶×3倍くらい値上がりしてて見積もりもらった時マジでゲロ4L吐きました

上の写真の真ん中に写ってるオリーブの板で製材所から荒材の状態で仕入原価1枚11万円+税!!!

4段ラックでがっつりレジンいれて制作期間3ヶ月とかで組むと販売価格は余裕の100万オーバー

それでも一旦帰ってデザイン打ち合わせして翌日決済するためにもう一回製材所いったときにはここら一帯に積まれてた数十枚のオリーブ材は1枚残らず全て売り切れて結局買えずに材を楓に変更することになりました

木材人気すごい!

 

台座はこんな感じ。

ラックと同じように製材所から仕入れた銘木の杢目がいい部分だけ使ってレジンボードを作ったり、

木工旋盤を使って一つの材から継ぎ目なしでスタンドを削り出してもらったり、

正気とは思えないお金の突っ込み方をしながら補助事業を進めています。

 

陶器鉢も職人さんにお願いしてひたすら彫刻作業してもらったのでとんでもない時間かかりました。

大体11ヶ月くらい

制作費用は鉢1つにつき15万オーバー

僕はいったい何と戦ってるんだ・・・

 

海外出張(仮)

補助金の経費として出張費が認められるのと、3月に取引した輸出先の台湾人と仲良くなってチャーターとか通訳とかを全て相手方で手配した上で台湾の有名ナーセリーのオーナーや趣味家を集めたパーティーに招待してくれるということだったので急遽台湾へ遊びに行くことに

 

3月26日早朝から出国直前に空港内のPCR検査を受けてコロナ陽性!!!

招待してくれた台湾人と、一緒に行く予定だった日本のナーセリーの人にごめんねって電話して帰って5日くらい寝込みました。(僕以外の日本人メンバーは普通にそのまま台湾いってたくさん買付できた模様)

 

相手方が凄く良い人でお見舞いに高価なアガベを贈ってくれたのと、また改めてチャーターと通訳手配するからということで5月に台湾行く予定です。

僕は無職だし365日暇だからいますぐ行ってもいいんだけど3月末に僕以外の日本人がバリバリ買付したから今台湾来てもまだ子株生えてないよって言われちゃった・・・

 

ちなみに今アメックスの招待特典が過去最高なので、アメックスポイント→ANAマイルに変換して国際線で使う人にはビジネスゴールドがオススメで僕も自分で使ってます。

希望者がいればアメックス法人営業部の担当に繋げるのでDMください(宣伝)

 

ビカクシダ

台湾では今ビカクシダが熱いらしい!

ということで流行に流されてビカクも始めることになりました。

でもぶっちゃけ始めて参入するジャンルって自分の感覚で良いと思う品種を買ってもそれが市場でちゃんとウケるものなのか全くよくわかんないし、

当たり前だけど経験値0の状態で主観に基づいてその株の良し悪しを判断するのも怖かったので

 

とりあえず直近で開催された大規模品評会で一番評価された品種を買ってみるところから始めてみました

2月の品評会で2600万円(2800?)の値段がついたと話題になった P.willinckii ‘jenny’のオリジナルクローン

これもまたゲロ吐くほど高かったけど変に安い業者探して本物か不安な状態で育成するのも嫌だから仕方ないね

日本人との取引実績が多い台湾の某大手ナーセリーから直接輸入したけど、豆粒みたいな子株でも1株100万とかは余裕なのであんまりオススメしません

本当に豆粒だったので先に入金だけして向こうで輸送に耐える大きさまで育成してもらってます

 

まずはいくつかドワーフ種を育成してみて株の良し悪しを自分で判断できる状態になったらタイの大手ナーセリーに直接行って現地買付する予定です

ちなみに今アメックスの招待特典が過去最高なので加入するとタイまでビジネスクラスの往復券がとれます(リピート宣伝)

アガベ1年やってみた感想

去年7月に初めてアガベの輸入をやってみて、

当時それまでやっていたマダガスカル輸入のグループから初期メンバーを募って7月8月9月でアガベに参入し、

8,9ヶ月経過した今ようやくその時の子株が中株サイズまで育ちつつある状態

 

子株がある程度成長してそこから新しい子株が出てきてっていう循環がしっかり機能しはじめて

成長が早い個体だと既に子株が2株とれたのが全体の1-2割くらい

僕が輸入を始めた去年の7月時点ではアガベを子株で輸入してそれを子株のまま販売する輸入業者が凄い数いて、Amazonプライムデー直後のセール商品よろしく新規出品者達が薄利多売を競ってた混沌の時代だったんだけど、

まぁぶっちゃけせどりで同じ光景を何度も見た僕としてはこれ絶対市場崩壊して大半の輸入業者は淘汰されるパターンでしょって確信してたので

一旦全ての子株を自分とグループメンバーの数人で育成比較に回してみて、1年間は売らないまま育成経験を培うことに集中する選択肢をとりました。

そして去年6月から毎月100株以上のアガベを買い続けて育成して、

世界中の園芸趣味の人達に端から電話かけまくって育成方法を教えてもらって

土地付きの家を買って家だけ解体工事して更地に温室をつくって

 

でも屋外は加温コストが想定より高かったせいで結局冬は室内管理のまま越冬したし温室つくった意味はほとんどなかったけどね!

 

そんな感じで約8ヶ月の時間と数千万の資金(※補助金含む)を使って知識と経験と植物をたくさん買えたので、

結果として子株をそのまま売らずに全て育成するっていう方針は正解だったと実感しています。

 

台湾の趣味家の人達は個人でハウス4棟くらい持ってて平気で億単位の投資してるので一生そこに追いつける気はしないけど、シンプルに毎日昼過ぎに起きて草が昨日より成長してるか確認する生活が自分にあってるので

あとはゆっくり規模拡大しながら個人的に好きな品種を作り込んでいきたいですね。

 

無限に時間のある無職と最高のシナジーを誇る趣味、園芸。

無職の皆にもオススメです!