楽天ROOM詐欺を撲滅したい。正しい「買い方」教えます。
- 2019.11.09
- 楽天
最近流行りの【楽天ROOM】、みなさんは利用されてますか?
楽天市場の商品にオススメ文を添えて【ROOM】に投稿し、そこから買ってくれた購入者には1%のポイントバックが、投稿者には2~8%のアフィリエイト報酬が入るというWin-Winなビジネスモデルが人気を博している流行のサービスですが、
サービス利用人口急増の代償と言うべきか、正しく情報を伝達できない《投稿者》と、受け取った情報の成否を判断できない《購入者》とのミスマッチがSNS等で目につく機会も徐々に増えてきました。
僕も10月から【ROOM】を利用しはじめた一人の《投稿者》として、《購入者》の皆さんが不利益を被るような事態が起こらないために、今日は「正しいROOMの買い方」を紹介したいとおもいます
ステップ1:還元率が正しいかのチェック
僕自身の11/5のツイートを例に解説します
まず「40%還元」を確認、ここの表記がズレると原価計算がズレちゃうので本当に今の自分が同じ買い方をして同じ還元を受けられるのかを確認することは非常に大事な作業です。
確認したところ合計還元40%の内訳は以下の通り
- 官製キャッシュレス5%
- マラソン買い周り9%
- SPU 13%
- ROOM経由 1%
- 5のつく日 2%
- 火曜・木曜 1%
- キャンペーン 9%
僕がこのツイートを行ったのは11月マラソン開幕直後の11月5日火曜日ですから、
同じ日にSPU13%で買い周り未達のプレミアムカード所持者であれば僕と全く同じ「還元率40%」でこの商品を買ったことになります。
もしプレミアムカード会員じゃなければここから1%還元率が引かれて、5日になる前の4日で買ってしまった場合は更に「5のつく日 2%」が引かれるような計算ですね。
10日に買えば「5のつく日 2%」は引かれませんが、4日20時からのマラソン開始で10日時点までマラソン枠が埋まってないせどらーは少数派でしょうから、その場合は「マラソン買い周り 9%」を引いて計算する方が殆どになるのではないかと思います。
こういった感じで《投稿者》のツイート内容通りにポイントが加算されるかどうかは各自でしっかりと確認を行ってください
1ツイート140文字の中で「この商品はここからクーポンがとれて~、そしてこのキャンペーンページからエントリーすると○%引かれて~」という説明までいれることは難しいため基本的にある程度の情報は最初から省略されているとおもったほうがいいです。
画像は5日深夜の楽天ブックス【ゲリラセール】中のDEAL商品の還元率計算なんですがここまで適用キャンペーンが多いと普通に計算間違いしてることも多々あります。
ステップ2:相場・回転率チェック
メルカリで売りたいものならメルカリの最新相場と回転率を、
amazonで売りたいものならamazonのモノレートグラフをしっかり確認しましょう。
上のツイートで紹介したSK-Ⅱのフェイシャルトリートメントクリアローション 230mlをモノレートで確認すると、
11月5日に「カート価格7,640円」と紹介した相場が11月9日現時点で7,600円まで値下がりしていますね。
この商品に関しては値下がり幅40円と全く問題ない範囲ではありますが、商品によっては中には大幅に値段が下がる可能性を孕んだものが多々あります。
またTwitterを見ていても正しい相場情報を載せていない投稿者が一定数いることは大変嘆かわしい事実です。
「メルカリでわざと前の相場情報を写真投稿する」とか、
「並行輸入品の商品に対して国内正規品のカタログで利益計算を行う」とか、
本当に悪意なくこの情報をツイートしてるのだとしたら相当なおっちょこちょいさんなんだなという内容の【ROOM投稿】がそこそこの頻度でTLに流れてきます。
かなしいね・・・。
もちろん本当に素で勘違いして間違った利益計算をしてる方だって沢山いますし、僕自身も毎回全ての商品を正確に精査した上で情報発信を行っているわけではないので中にはミスもあるかと思います。
皆さんが本来取り得たはずの利益を取り逃してしまうことのないよう、自分が知らない商品を他人のROOMから買う時はしっかりと自分の目でモノレートチェックしてから購入することを強く勧めます。
ステップ3:出品制限・真贋危険度チェック
ROOM投稿者が持つ出品権限と、あなたが持つ出品権限が同じとは限りません。
まだ自分が取り扱ったことがない商品を出品する時は必ず事前に自分の権限で出品可能な商品なのかどうかを確認することを癖付けましょう。
それと他出品者が安全に出品できている商品が、あなたも安全に出品するとも限りません。
例えばこのフィギュアーツ 仮面ライダーは今回のマラソン期間中に楽天でかなり買われた人気商品で、リアルタイムランキングも半日ほど1ページ目に上位表示されていたものですが、実はここ数週間でamazon出品者への真贋調査が多発してる超危険商品でもあります。
沢山のせどらーが買ってるように楽天から仕入れてamazonで販売すれば間違いなく利益はでるのですが、そこには少なからずamazonアカウント凍結の危険が潜んでいます。
なんでそんな危ない商品が沢山売れているのか疑問に思われる方も多くいらっしゃるでしょうが、答えはシンプルに「まだこの商品が特大の地雷であることを知らない出品者が多数派だから」です。
この時期は特に「先月までは全く問題なかったメーカーの商品がいきなり危険商品に変わる」といったことが起こり得ます。
ROOM投稿者も本当にそれを知らないまま自分で買ってしまってる場合も多くあります。
知らずに危険商品を仕入れてしまい結果垢BANという最悪の事態に陥ってしまっても誰も責任はとってくれません。
あなたのアカウントヘルスはあなた自身の手でしっかり守ってください。
画像のようにamazon商品ページに【危険度】を表示してくれるツールはコチラ
ROOMチェックまとめ
- 還元率・原価チェック
- 回転率・粗利チェック
- 出品制限・危険度チェック
自分が詳しく知らない商品を他人のROOMから購入する際は上の3つを確認するよう心がけましょう
「投稿者と自分のキャンペーン適用状況、還元率は同じなのか」
「販売先での予測回転率と粗利期待値は一致しているか」
「問題なく出品して安全に売ることができる商品か」
楽天の公式ページは大変複雑で見づらく、正確な情報の成否を見分けることができるようになるまでは多少の慣れが必要なことは事実です。
公式バナーで「ポイント最大10倍」を謳っておきながらその実キャンペーンポイントは「+7%」しか追加されていなかったりもします。
元から分かりづらい公式のキャンペーンを、
悪どい投稿者が更に錯誤を招く表現であたかも実態よりオトクであるかのようにプロモーションするわけですから、
丸々全てを信じてしまうと当たり前のように損をします。
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