無職が勧める最強の自己投資3選

こんにちは!よしのぶです

最近毎日のように目にする【自己投資】という単語、あまりにも自然に視界に入るせいで大多数の人は深く考えることもなく「自己投資って大切なんだなぁ」みたいな意識を植え付けられているのではないでしょうか

 

そこで今回は意識高い系無職の僕が実際にやってみた中でコスパのよかった自己投資について解説していきたいと思います!

 

読書って自己投資なの?

まず最初に、「自己投資」として勧められる最もメジャーな選択肢としては読書があります。

「自己投資 おすすめ」でググったらほとんどのサイトでは読書が挙げられている状況です

 

僕は実際に学部生の頃から1週間あたり最低100万文字は読書をするようにしています。

ラノベが10万~15万文字程度なので1日1冊読めば大体100万文字ですね

「境界線上のホライゾン」とか「終わりのクロニクル」みたいな厚いラノベだと1冊35万文字の巻もあるので3冊で100万文字です

学部は経済学部でしたけど専攻がなぜか法学関係で、趣味で哲学書を読んだり個人契約のカウンセラーをやるために心理学の本も読んでたのでとりあえずずっと本を読み続けてました。

社会人生活も8ヶ月やりましたけど外回り行ってくるって言って会社横のマックでずっと本読んでのがバレて山に埋めるぞって怒られたこともあります。

 

さて、そんな読書オタクの僕ですが、「自己投資に含まれる読書の範囲は狭い」というのが持論です。

実際に今まで読んだ哲学書も、心理学の専門書も、ラノベも、小説も、直接的に自分の年収を上げる要素として取り入れることができていないからです。

 

間接的には「文章を書くのが上手い人と下手な人の差をより少ない文章量から判断できるようになった」とか「自分の書いた文章の良し悪しを客観的に判断できる」とか、ネットで触れた情報の取捨選択スピード・精度、わからないことを調べるための心理的ハードルの除去、その他いろんなポイントで日常生活の役に立っているのは間違いないでしょう。

ただ、このスキルは毎日新聞を端から端まで読んでるそこらへんのビジネスマンだって当たり前に持ってるものなので特別でもなんでもありません。

 

残念ながら直接的に読者へ金銭的・健康的な利益を提供してくれるような本はそんなに多く存在しないというのが実情です。

「投資の本を読んで実際にその本の通りに実践することで利益が出た」とか、「ポーカーの教本でセオリーを勉強してラスベガスのカジノで100万円勝った」とか、本を読むことそれ自体よりもその後の行動まで一貫して初めて成功か失敗かを判断できるわけです。

本を読むだけで得られる能力値は、新聞を読んで得られる能力値と大差ありません。

 

効率化の自己投資

直接的に利益へと繋がる自己投資に「効率化の自己投資」があります。

大手企業だと社内制度で資格講座が充実しているため特別自分から主体的に勉強する必要はないかもしれません。

例えば一般職採用の事務職で業務効率化のために独自でExcelのマクロを勉強したり、

個人事業主の動画編集者がレンダリング時間短縮化のためにフルスペックiMAC Proを買ったりするのがこれにあたります。

 

今自分が行っている業務内容に対し、仕事1単位あたりに要求される時間をカットすることで相対的に労働単価を上げるためのアプローチです。

 

PC仕事がメインの人の中にはマウスを変えるだけで、モニターを増やすだけで、ChromeやWindowsのホットキーを覚えるだけで大幅な作業効率化が見込める人がたくさんいます。

「自分が今1時間かけてやってる仕事は、実は20分で終わる内容なのかもしれない」という意識を持つだけでどんどん効率化できるはずの作業を、いつまでも1時間かけて終わらせているわけです。

 

めちゃくちゃ勿体ないですよね

 

あなたが今やってる仕事は、本当にそれ以上効率化できませんか?

 

健康への自己投資

健康への自己投資を20代前半から意識する人は少ないかもしれません。

けど、全人類等しく平等なパフォーマンスを発揮できるのがこの健康に対する自己投資です。

仮に自己投資として簿記2級の資格講座を受けたとして、実際に資格習得までにかかる時間も、その資格を利用してどれだけ自分の効用を最大化できるかもその人次第です。

勉強が得意な人はそうじゃない人より早く資格取得できるでしょうし、税理士や会計士を目指すわけでもない永久無職な僕みたいな人が簿記持ってても特に利益は発生しません。

 

がしかし、アラブの石油王と西成のホームレスで同じ歯ブラシを使って同じ時間歯磨きしたときに得られる虫歯予防の効果は同一です。弁護士でも医者でも死刑囚でも一緒です。

しかも仮に虫歯になったとして、虫歯治療にかかる金額だってそう変わりません。

 

あなたがどこの誰で何の仕事をしてたとしても、1回あたりの歯磨きがあなたに与える虫歯予防効果は同一で、同じ筋トレメニューをこなして同じプロテインを飲んで得られる筋肉量とそれが齎す生活習慣病の予防効果も変わりません。

 

このブログでも何度か紹介していますがオカムラ製作所のコンテッサはPC作業が多い人にとってのマストアイテムです。

まだ持ってないなら今すぐ買うことを勧めます

 

あとはベッドのマットレスも全人類に必須のアイテムです

2万円のマットレスと10万円のマットレスで7時間寝たときの体力回復量は大きく変わります。

50万円のマットレスを買った知人3人に直接聞いてみたところ、明らかに実感できるレベルで睡眠のクオリティーが上がったとの回答でした。

10万円以上の高級マットレスでも関東圏のアウトレットでは店頭展示品が半額以下まで割引されてることが多々あるので最安での購入を狙う場合にはそっちを狙ってみるのもアリでしょう。

ただ、たまに店頭展示品のベッドをトランポリンと勘違いしてトビウオみたいに跳ねてる子供もいるのでアウトレット品を購入する際は実物を目で見て触ってからマットレス中央部のコイルの消耗度を確認してから購入することを強くお勧め致します。

 

英語

現代日本のネット社会において、知らないことは罪にはなりません。

知らないなら調べればいいだけです。

「無知の罪」よりも「無知であると認識した事象に対し調べることができない罪」のほうが圧倒的に重いと言えます。

2020年11月、AMDから新型CPU「Ryzen9 5900X」が発売されました。

旧モデルの「Ryzen9 3900X」とFF14ベンチマークスコアで比較して19k→26kと1.3倍以上の性能向上で、intel製のcore i7やcore i9と比較しても圧倒的なアドバンテージを持つ新型Ryzenですが、

 

549$(-クーポン)の北米ECに対し国内希望価格71,478円。

なんなら国内Amazonでは10万超えのプレ値でも売れてる状況

GPUのRTX3080も海外だと定価599$に対し国内だと11万円程度します

 

というわけで世のPCをアップグレードしたいオタクと、そのオタクからお金が欲しい転売ヤー達は当然どこからどうやってこの商品を買うのが正解なのか調べるわけです。

どの国のどのECサイトに対しどのポイントサイトのリンク経由で何のクーポンを使った時に何円で商品が買えて、数量いくつまでの国際運送料と関税と地方消費税が一番コスパが高いのか、と。

 

その過程でどうやっても避けて通れないのが言語の壁、家電やPC機器、オフィス用品もオーディオ機器も大多数のファッションアイテムだって最安店舗は英語圏の海外ECサイトになります。

 

「物を安く買う」ためにも英語がわからないとどうしようもないことに加え、「発売されたばかりの新商品のレビュー」「開発中のゲームの経過レポート」「最新の研究論文」まで日本語での動画や記事が全くヒットしないということは少なくありません。

 

ゲームの新作発表カンファレンスだって、今は東京ゲームショウよりもロサンゼルスのE3のほうが配信の同時接続数が高い時代ですからね

僕は読書が好きですが、基本的に本を読んで1つの物事が理解できたときには同時に3つの新たな疑問が発生します。

もちろん僕のPCはGoogleからBANされてるわけでもないので疑問が生まれたらすぐに調べるようにしてますし、例えば知人から勧められてDaigoのyoutube動画を見てもソースの確認をとるために研究論文を読んだりもします。

 

日本国内のサイトだと論文検索サイトでメジャーなのはCiNii

現在のCiNii Articleは無料論文のみですが学部生のころは有料版(年間40万円)でも大変お世話になりました

試しに適当な論文を検索してみればわかりますが、国内最大手の論文データベースでもヒットする研究論文のほとんどは全文英語です。

 

「情報が民主化された」とも表現される現代のネット社会、残念ながら正しい情報まで速く正確に辿り着くまでの道筋は日本語で整備されていることのほうが稀です。

 

youtubeでもGoogleでも、正しい情報を得るための英語スキルはこれから先どこまでも要求されることでしょう。

 

余談になりますが、「英語学習が大事」とは言っても別に今更英単語帳を買ってきて毎日紙に単語を書きながら覚える必要は全くありません。

あらゆる言語学習でライティングは最後の最後

 

日本の識字率はほぼ100%

対してニジェールだとそれが15%まで下がるわけですけど、じゃあニジェールの残り85%の人たちは言葉がわからないかと言われたらそうではないですよね

普通に言葉は喋ってます。ただ「読めない」し「書けない」だけ。

 

江戸時代の日本だってほとんどの農民は「喋れる」けど「書けない」、「聞き取れる」けど「読めない」状況でした

 

世界中どの国の言語だってヒアリングとスピーキングのほうがライティングとリーディングより先です

「聞き取れる」ようになった音を「喋れる」ようになって初めて「読んで」「書く」コミュニケーションがアンロックされたわけです

 

日本人だってわざわざ好きな歌の歌詞を書いて覚える人そうそう居ないですよね

普通に聴いて口ずんさんでたら勝手に覚えてるはずです

 

英語もとりあえず聴いて、意味はわからないけど聴こえた音を聴こえたように喋ってみるのが第一ステップで

文章の意味を知るのは後からで何の問題もありません

 

僕もつい最近まで外人がかしこまった雰囲気で話し始めるときに冒頭で使う「ファーストボール」が「first of all,(なによりもまず初めに、)」のことだと知りませんでした

ただスピーチの登壇者が最初の話題を提示するときになぜか間を置いて「ファーストボール」っていうもんだから、僕もなんかそれっぽく話しはじめるときに同じような発音で「ファーストボール」って加えて喋り始めたら雰囲気でるのかなと思って使ってましたけど

結論から言うと意味なんかわからなくても「これはこういう時に置く言葉なんだな」って覚えておけば英語を脳内で一々日本語に変換しなくても正しく受け取ることができますし結果としてそれが一番スムーズです。

 

僕が個人的に英語学習で使っているサイトはvoicetubeですけど、極論正しい発音を正しいイントネーションとスピードで喋ってくれる音源があれば何でもいいとおもいます。

 

ここから先どんなスキルを伸ばすことを選んだとしても、正しく情報を掴んで損のない選択肢を選び続けるには英語での意思疎通がストレスにならない程度の最低限の能力は必須になります。

どうがんばっても3ヶ月程度は習熟に時間とられることになるので今のうちから慣らしていくのをオススメします