リモートワークガチ勢が最高のPCデスク環境の作り方を語る
- 2020.04.22
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こんにちは よしのぶです
今日は「ぼくのかんがえたさいきょーのリモートワーク環境」について語っていきたいと思います!
会社でリモート制度が導入されて家にノートPC持ち帰って仕事することになったんだけど、「在宅で仕事できるなんて最高すぎる!もう何も怖くない!」みたいな気持ちでいざ作業はじめてみたら思ったより全然仕事が捗らないパターンってよくありますよね。
僕もかつて満を持して退職からのひきこもりニートゲーマー転職コンボをキメたものの、毎日10時間以上の作業を座って黙々と消化し続けるのって精神的にも体力的にもかなりキツくて何度も挫折しました
ヘルニア患いながらも台に座り続けるパチプロのことは心の底から尊敬します
なぜPC作業が辛くなるのか
長時間のPC作業が捗らない理由は明らかで、
「リビングのソファに座って飲み物飲んでるだけの休憩時間が長いから」
「ベッドに寝転がってスマホをポチポチしたい衝動に抗えないから」
大体こんな感じです
じゃあ何で人はPC作業を中断したがるのかって部分に関してですが
この原因はハッキリしていて、
「PCデスクよりソファのほうがリラックスできるから」
「PCデスクよりベッドのほうが身体を解せるから」
PCの前から離れようとするわけですよね
更に掘り下げていくと、「目が疲れた」「肩が凝った」「首も凝った」「腰が痛い」「太腿が痛い」「手が痛い」あたりが主な要因として挙げられるかと思います
じゃあこの「PCデスクから離れたい原因」を1つずつ丁寧に潰していけば、
最後には「PCデスクと向き合うための理由」だけが残って作業に没頭できるのでは?
気になったので試してみることに
結論から言えば8割正解でした
ベッドやソファよりリラックスできる快適なPC環境があれば、作業をせずとも自然とそこで過ごす時間が増えていきます
疲れの解消
「目が疲れた」「肩が凝った」「首も凝った」「腰が痛い」「太腿が痛い」「手が痛い」
これらのPCから離れたくなる要因を1つずつ潰していくとは言ったものの割と難易度は高いです
例えば「手が痛い」だけに焦点を当てても
アームレストの調整がズレてたり質が悪いと肘が痛くて
タイピングやエイムを長時間やっていると手首や指の第二関節が腱鞘炎になり
パームレストがないと手のひらの付け根部分が内出血を起こし
キーボードとマウスの距離が開いていたら二の腕に乳酸が溜まります
FPSを1日14時間くらい数ヶ月毎日ずっと続けてると多分一通り全部経験できますけどマジで週イチで通ってた整体で「いっつも身体中バキバキだから土方かなんかだとおもってた」って言われるくらい身体中疲れが溜まってとてもハード
身体の細かいパーツが痛む原因とその解決方法をざっとかいつまんで説明していきます
目の疲れ
目が痛いのは群発の可能性あるので眼科いってもらうとして
PC作業がトリガーになる目の「疲れ」に関しては眼精疲労です
こちらの記事でも解説しましたがアイマッサージャーとグラサンとモニターである程度ケアできます
モニターは最近だと新品24インチで1万円前後みたいな激安モデルが増えてきました
実際にそういう安いモニターを使用してるけど十分満足してるという方も多くいらっしゃるかと思われます。
結論から言うと24インチモニタであれば最低3万円×2枚、34インチウルトラワイドであれば7万円は使ったほうがいいです
もちろんこれは最低限目に悪影響を及ぼさないために必要な投資ラインなので既に目に不安を持ってる人であれば10万円くらいはマストで使うべきでしょう
目の疲れなんて寝れば解決する問題なのにわざわざ追加で何万も払って無理やり稼働効率あげるのはコスパ悪いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが目の疲れに関しては残念ながら翌日持ち越しです
自覚症状として痛みが出てからだと復旧まで半日何もできない状況が続くのでもちろん睡眠は大事なんですがその上で過剰なくらい眼球をしっかりケアするのがちょうどいいかと思われます
目の疲れは寝逃げでリセットできないってマックでJKが言ってた
首・肩・腰・太ももの痛み
机と椅子の問題です
ワークチェアとワークデスクを買うのです
机
まず机から言うと選択肢は2つあります
「昇降式」か「傾斜タイプ」の2種類です
スタンディングデスクとも呼ばれる昇降式のワークデスクですがイギリス・オーストラリアでは既に国家主導のガイドラインとしてこのスタンディングデスクの使用を推奨しており、最近は割と国内でもメジャーになってきて企業だけでなく個人単位でも導入事例が多くネットに落ちてますね
写真は楽天が2015年9月に社屋を移転した際に全社員13,000人分を導入したオカムラ製作所の「スイフト」
既にApple・Google・フェイスブックでも全社員分のスタンディングデスクが導入されていて世界的には「まだ座って仕事してるの?」の煽りが一大ムーブメントを巻き起こしている模様
じゃあスタンディングデスクが最強なのかっていうとそういうこともなくて、日本最大手のスタンディングデスクメーカー「オカムラ製作所」の主力商品は10年前から変わらず傾斜タイプのワークデスク「クルーズ」
僕はどちらかというとこちらのほうが好みなのでクルーズを購入して使っています
スタンディングデスクが「座ったまま作業すると効率が落ちる」という研究結果から「じゃあ立てばいいんじゃね?」という思想で生み出されたのに対して、
このクルーズは「じゃあ生産性が落ちない座り姿勢が何なのか」を更に追求した結果創られた成果物になります
足を伸ばして、首に力を入れず、肩が楽な姿勢で座れたら別にわざわざ立たなくても座ったまま全部解決じゃんってことですね
最近はノートパソコンでの作業姿勢を矯正するために専用の傾斜台を使う人も増えてきましたけどその完全上位互換みたいな姿勢で作業できるので全く身体的な負荷を感じません
もちろんこの傾斜タイプのワークデスクに関しても日本のみならず海外での導入事例は数多くあります
世界最高のワークチェアブランドといえばハーマンミラー
同社の傾斜デスク「エンベロップデスク」は残念なことに現在日本国内で新品を購入することができないため、どうしても欲しい場合は中古品を買うか気合と根性で新品を個人輸入で手に入れるかしかない状況なのですが
世界的にもかなり評価の高いワークデスクであることは間違い有りません
評価に比例して値段も高く、今新品を買おうとしても余裕で30万円かかるのでコスパがいいわけではないんですけどね
椅子
ワークチェアも使用目的によって大きく2種類にわけられます
前傾姿勢用と後傾姿勢用です
モニターだけじゃなくてデスクの天板にタブレットを置いて同時に作業するイラストレーターみたいな作業スタイルの方は前傾姿勢で作業する時間が多いでしょうし、
僕のように常にリクライニング全開でリラックスしてタイピングする時間がPC作業のほとんどを占めるブロガーやyoutuberみたいな人達は後傾姿勢が多いんじゃないでしょうか
作業内容によって最適な姿勢が変わるわけなので、その都度椅子を変えるのがいいでしょう
まずオススメの前傾姿勢ワークチェアとして
世界1位の圧倒的シェアを誇る「アーロンチェア」は外せません
なぜアーロンチェアが前傾姿勢用のワークチェアなのかというとそれは座面のチルト機能によるものです
座面下のレバーを押すことでリクライニングが90度より”低く”前に倒れます
これによって背中をまっすぐより前に倒しても背面シートがしっかり背中にフィットした状態で、かつ座面も前にチルトするため太腿が圧迫されて血が溜まり痛みの原因となることを防ぐことが可能です。
ただ僕の場合は背中を90度より前に倒した状態でPC作業することがないので今回は後傾姿勢用のワークチェアであるオカムラ製作所の「コンテッサ セコンダ」を購入しています。
上で紹介したアーロンチェアの上位モデルに後傾姿勢用のエンボディチェアというものもあるんですがそっちが25万円以上するのに対しコンテッサはたったの17万円!
流石に安すぎたのでどうせなら今度エンボディチェアのほうも買ってみようかなと検討しているところです(多分今年中に買うと思う)
腕まわりの痛みと疲れ
まず手首が痛いのは長時間力を入れて不自然な方向に手首を固定しているからです。
SEの方だと手首の腱鞘炎を患ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか
分離型キーボードを使いましょう
腕を内側に向けるために力を入れる必要がなくなるのでその分リラックスしてタイピング作業を行うことができます
パームレストも必須です
FICLO製のものが評価も高く品質も安定しているのですがその中でもウッドパームレストシリーズが最高に使い勝手よくて便利なので二本くらい買っておくといいでしょう
「せどりで日常的に数字入力するのにテンキーレスモデル使ってるんですか?テンキーあったほうが数字打ちやすくないですか?」と質問されたことがあります
逆です。
テンキー使って数値打ってる時点でタイムロスなのでテンキーがあったとしても使わずに打ったほうが速いです
元々FPSとかで数値キーに対応武器スロットがデフォルト設定で入れられてたし、なんならFortniteとかF1~F5まで建築ショートカット埋めて対戦させられてたからここらへんはゲーマー特有の慣れかもしれませんけど多分数値キーだけなら3日もタイピング練習すれば誰でもマスターできます
僕もまだ左薬指と小指の連打に弱いので毎日「e-typing」で練習してます([wazawai]とか出されるとスコアガタガタ)
あとテンキー有りのキーボードを使ってしまうと右手がタイピング動作からマスス操作に移るタイミングでの移動距離がテンキーの領域分だけ横に伸びてしまうのでそこが大幅なタイムロスと疲れの蓄積に繋がります
如何に右キーボードとマウス、左キーボードと左手デバイスの間の距離を短く設定できるかが作業効率に大きく関わってくる部分なので効率重視でキーボードを選ぶ際はテンキーレスモデルを購入されることをオススメします。
あとはマウスに関しては僕はケンジントンのトラックボール「Expert Mouse Wireless Trackball」をメインで利用してますけどこれは完全に好みの問題なのでぶっちゃけなんでもいいです
ゲームするときはロジクールのマウスG402とG502を使ってます
メインがトラックボールなのは限りなく右手の稼働範囲を小さく収めるため
左手デバイスのOrbital2に関してはこちらの記事で解説してますので気になるかたは是非ご参考ください
ストレス要因を全て潰した結果
「身体が疲れたしカフェラテでも飲むか~」とPC作業中にリクライニングソファに転がることがなくなりました
疲れたときに休憩するためのコルビジェのシェーズロングソファLC4と、常に美味しいカフェラテを飲むためにわざわざイタリアから輸入で取り寄せたチンバリーのエスプレッソマシーンがあって尚、わざわざ休憩で席を立つことがなくなったほどなので、その効果は十分にあったと断言できます。
何時間作業を続けても身体中どこも痛くないし、凝りもないし疲れもないし、休憩の理由が風呂トイレ飯くらいしかないという感じ
それでも人間慣れてくると「何かわからんけどなんとなく休憩したくなってきた。どこも疲れてないし痛くない、でもとりあえず座ってないで立ち上がりたい」みたいな謎の感情が湧き上がってくることはあります
「PCデスクから離れたい理由」を全て潰したところでそれが「PCデスクにずっと座っていたい理由」にはならないんですね
というわけでストレス要因を全て消し去った後はひたすらPCの前から離れたくない理由を積み上げる作業
これは各自自分で見つけるしかない部分になるのでしょうが、僕の場合はPCオーディオとして作業中常にヘッドホンから好きな音楽やら音声を流すことで電子ドラッグ的な中毒性で「常に特定の音源を聞いてないと落ち着かない精神状態」を作ることにしました
というか元からオタクだし除湿機とエアコンの音よりは推しの声を聴いていたいよねっていう
それでなんだかんだ200万円分くらいヘッドホン機器買ってPCからだけ音が出る状況をつくったらどこに居ても速くPC前に座って再生ボタン押さないといけない気持ちになって必然的に離れないようになりました
欠点は旅行で外に出たときも部屋を一歩でた瞬間から帰りたい気持ちと戦い続けないといけなくなったことくらい
というわけで、以上でぼくのかんがえたさいきょうのリモートワーク環境が完成になります
このPCデスクであればおそらく無限にリモートワークできることでしょう
無限のリモートワーク
つまり”アンリミテッドリモートワークス”ってことですね
まぁ僕無職なのでリモートもクソもないんですが
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