バウヒュッテの「寝ながらゲームシステム」の”完全上位互換”をバウヒュッテ製品を一切使わず再現する
- 2021.03.27
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はいこんにちは、よしのぶです。
突然ですが皆さんは「寝ながらゲーミングシステム」をご存知ですか?
もし万が一ご存知ではない方がいらっしゃった時のために一応説明しておきますとコレです。
この他にもバウヒュッテの公式HPではたくさんのPCデスクに関するレイアウトのアイデアが掲載されていますが、中でもこの「寝ながらゲームシステム」は異彩を放っています。
バウヒュッテによると、このレイアウトをオススメしたいのが次のような条件に合う人
- コックピットのようなハイスペック環境に憧れている方
- 人生の8割をゲームに費やす、ヘビーゲーマーの方
- PCデスクに長時間座り続けるのが辛いという方
はい。僕ですね。
やはりオタクですからハイスペックゲーム環境に対する憧れはただならぬ物がありますし、8割どころか10割の人生をゲームに費やしてます。
どのくらい費やしてるかというと、ゲームやるためだけのゲーミングハウスを新築して、せっかく家建てたのにVRゲーをやるために更に広い家を隣に建てるレベル
もちろんゲーム内の足音と現実の足音が混ざってしまうと索敵精度が落ちるのでゲーミングハウスは僕以外立ち入り禁止。
田舎で500坪の土地の真ん中に家を建てたので道路まで数百m離れていて、車の音も人の声も届かない完全にゲームするためだけの家に引きこもって毎日朝から晩までゲームして暮らしています。
「寝ながらゲームシステム」に必要なもの
さて、こちらがバウヒュッテの紹介する「寝ながらゲームシステム」に必要なアイテム一覧
モニターアーム、デスク、拡張L字デスク、椅子、チェアマット、オットマン、キーボードスライダー、合わせて12万円強
これは・・・安すぎますね!
美味い話には必ず裏があることを疑うべき
快適なゲーム環境が12万円で作れるなんて話、にわかには信じられません。
この場合、真実は次のどちらかの一つになります。
- 本当に12万円で作ったゲーム環境が神。よしのぶが間違ってた
- 12万円で作ったゲーム環境なんて雑魚、こんな世界間違ってる
さて、結論から言うと間違ってるのは世界でした。
「寝ながらゲームシステム」の抱える致命的な欠点
まず、この体勢はゲームに不利です。
対戦型のFPSやTPSで一生ボコられます、吐きます。
具体的に一番のデメリットになっている部分としてはこの上の写真を見てもらってわかる通りマウスを下にエイムしたい時に肘を浮かせて力を入れる必要がある点
まともにリコイルコントロールができません
手首エイム・腕エイム・肘エイム、エイム時の支点をどこに置くのかは人によってそれぞれですけど基本はこの3つなはず
ところがこの体と腕の角度で肘をL字デスクに置くとまず腕エイムと肘エイムの人は確実に死亡します
肘の関節キマってます、マジで試してみてください。
というわけでこの問題点を解決するために必要なのがコレ
見て分かる通りリクライニング時に背もたれと連動してアームレストの角度も変わります
つまりゲーミングチェアで背もたれの角度「だけ」変わるせいで関節の可動範囲に制限かけられるのが嫌ならマウスを持つ腕の角度もちゃんと体と合わせて調整することで肘の動きがスムーズなままリクライニングできるでしょ理論です
ちなみに椅子とアームレストだけが角度ついても机が地面と水平なままだったらアームレストと机の間でやはり手首の角度が不自然な状態となるため机の天板にも同様の角度調節機能が必須
こちらの天板傾斜機能もバウヒュッテの商品には搭載されていないので他メーカーからチョイス
ちなみに「ただ天板が傾斜するだけのデスク」の場合だと天板にモニターアームを取り付ける都合上、
「天板を前に傾けたらモニターアームが連動してモニターまで前側に傾いてくる」みたいな状態になって傾斜機能が使いづらくなってしまうため、クルーズのように”天板として傾く部分”と”角度が変わらず地面と水平な状態を保持される棚板部分”が別々で調節できる方が圧倒的に便利でした。
というわけで椅子とデスクをオカムラ製品で選んだ結果この時点で30万円を超えてしまいましたが、その他のオットマンとかL字拡張のサイドデスクとかモニターアームはぶっちゃけそこまで大きな機能性の違いとかないのでなんでもいいと言えばなんでもいいです。
ただ椅子とデスクに合わせてとりあえずオカムラで揃えとくかって気持ちでまとめてカートに突っ込んじゃうと、
で合計428,411円(+椅子とデスクで33万円くらい)かかって破産まったなしとなるため気をつけましょう
でもサイドデスクのスイフトは実はコスパよかったりするのでスイフト買ってL字で繋げるのは個人的にはアリです
「寝ながらゲームシステム」完成
そんなわけで完成したデスク環境がこんな感じ
なんで天井の照明を落としてるのかというと、これ実際寝転がってゲームした人にしかわからないと思うんですけど視界に光源が入ると普通に邪魔なんですよね。眩しいです。
天井から光量の強いシーリングライト1灯環境で「寝ながらゲーミングシステム」の導入を検討している人はまず「光量を抑えた複数の照明を」「天井ではなく壁か床から」「直接光源が視界に入らない形で」照明をマネジメントするところから始めたほうがいいです
ちなみに僕がこの部屋で買ったのはこれ
あとはこの部屋11畳で写真に映ってない部分が少し暗いので追加で買う予定なのがフランク・ロイド・ライトのタリアセン2
読書用に買ったイームズラウンジチェアのイームズとその椅子の後ろに置いたセルジュ・ムーユ、それと右上の壁にかかってるサンバーストクロックのジョージ・ネルソンが3人ともミッドセンチュリーを代表するデザイナーなのでどうせなら年代合わせて”近代建築の三大巨匠”からピックしておけば外すことはないでしょうという安易な考えでのフランク・ロイド・ライト選択なので拘りがないならぶっちゃけなんでもいいとおもいます。
この右奥に配置したアッパーライトは上むいても電球の光が直接目に入らないので最高でした
あとはゲームを有利にプレイするためのモニターのレビューとか
FPSで敵の足音を360°どこまでも拾う最強のヘッドホンとか
そこらへんの周辺機器に関してはyoutubeでレビュー動画載せてますので興味有る方はチャンネル登録おねがいします!
まとめになりますが、
この「寝ながらゲーミングシステム」、完全に自分が寝転がってしまうと最適なアームレストの角度が地面と垂直になってしまい、
マウスが空中にぶら下がった形になるためエイムは不可能です。
実際に試した感じだと椅子のリクライニングは45°くらいで止めるのが良さげ、それ以上倒すとゲームではマウス操作に何かしらハンデを背負ってる状態になります
ゲームに人生の8割を費やすヘビーゲーマーの方、是非「45°くらいの寝ながらゲームシステム」オススメです。
あと最後に一つだけバウヒュッテのほうのシステムで欠点を追加しておくと、この狭いスペースに足で乗せると膝を一切曲げれないのが不便(というかこの画像の状態に足を差し込むのが結構怠い)なのと
ゲームに負けて床ドンするときに足を跳ねると天板を蹴り上がる形になり、それだけならまだしも天板中央端にはモニターアームのクソデカクランプネジが位置するのでかなり頻繁にクランプネジがスネに直撃します。
マジでめちゃ痛いです。
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